アイコン 12月23日世界で98万人過去最多感染者数 英仏伊も2日連続の過去最多

Posted:[ 2021年12月27日 ]

現在、感染力の強く重症化率の高いデルタ株に加え、さらに5から0倍感染力が強いとされるオミクロン株が急速に感染を拡大させている。世界各国の発表値を日々集計しているワールドメーターによると9月23日には世界で98万2千人が感染し過去最多を更新した。これまでの最高は英国株が広がった4月29日の90万4千人だった(今年12月24日は83万4千人)。
英国株より感染力が強いデルタ株での感染者数の最高は、平行してワクチン効果もあり、8月19日の74万6千人だった。

そのワクチン効果も有効期間があり、10月からデルタ株が勢いを取り戻す中、12月からはオミクロン株の感染拡大に、英国や米国、フランス、スペイン、イタリーなどで感染者が急増している。デルタ株の猛攻も一旦納まりかけていた欧州各国でもオミクロン株で再び感染者が急増し、日の感染者数として過去最多を多くの国が発生させている。

感染力は強いものの重症化率は低いとされるオミクロン株、しかし、感染が広がれば免疫低下、体力脆弱者へもウイルスは行き着き感染させ重症化させる。感染を拡大させないことが第一義であるが、米国のように病的な党派によってワクチンに対する考え方まで異なり、ワクチン接種率の限界、感染拡大を呼び込んでいる。
米国では12月22日26万7千人となり過去3番目の感染者数となった。最多は1年前の昨年12月の30万人超えと28万人。オミクロン株感染が急速に広がっている。



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隣国
 感染が広がっている中でわざわざウィズコロナ策を取り最悪の事態に陥っている隣国は、まさに大統領自ら社会実験を行っている。大感染に追加接種で対応しており、すでに重症化率の高い60歳以上は69.8%(60歳以上人口約1300万人)が追加接種を完了している(27日発表値:1522万回、人口の29.6%・・・追加接種)、呑気な日本と異なる(24日発表値38万回)。
なお、感染拡大、医療パニック、死亡者数増に至り12月18日にはウィズコロナ策を中断し、12月27日の感染者数は、9日目にして19日ぶりに5000人台を切り4207人(月曜日は検査数から幾分低くなる)となっている。ただ、感染より遅れて現れる重症者数は1078人、死亡者数も54人と高い次元に留まった状態が続いている。

追加接種で感染を抑えられるか社会実験は続いているが、規制も強化されており、今回は減少するものと見られる。
ただ、隣国は帰国者を検疫で陰性(日本も隣国も抗原検査)ならば、自宅に帰郷させており、地方で海外からの入国者の感染が12月19日から急増していることは注意が必要だろう。それでも帰宅の2日目にはより精度の高いPCR検査を義務付け、自宅隔離解除前にもPCR検査を義務としており、ほったらかしの日本とはまったく異なる。オミクロン株が隣国も日本もそうした海外からの帰国者により、各地で燻り続け、そして一機に感染が拡大することになる。
追加接種はそうしたことからも急がなければならないが、加接種を遅々として進めない厚労省は富士山の頂上で追感染状況をボケ~っと眺めている。日本には有効期間切れの高齢者だけでも3000万人以上いる。

 


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