楽観論、
1、感染力が強く早期にピーク(2月上旬)を迎え収束する。尾身氏論
2、感染者数は多いが軽症者がほとんどで危惧することはない。取り扱いをインフルエンザレベルまで引き下げるべきだ。
3、ウイルス治療薬もあり重症化率も低く問題ない。
悲観論、
1、感染急増で職場に影響が出て一時的にも機能喪失状態に陥りつつある。
2、人口密度の高い都市ではマン防措置でも感染者数が減らず高止まり、先が見えない。
3、追加接種が遅れており、さらに感染数は増加し続け、手の打ちようがなくなる。
4、病院逼迫、次に来る中等症以上も自宅・施設隔離では重症者急増に至り、医療パニックを招き手がつけられなくなる。
現状、
1、全都道府県が過去経験したことがない感染者の急増に直面している。
2、軽症でも入院レベルの人たちが急増、病室を埋めてきている。
3、救急搬送の受け入れ先が決まらずたらい回し、救急隊の効率悪化している。
一般救急医療に支障が出てきている。
4、感染者の把握が困難に陥っている。
PCR検査の結果判明が1週間後まで遅れている(福岡県)。
PCR感染検査能力は日に38.6万件(厚労省発表値)あるものの、検査体制未整備により1月30日までの7日間の平均16.1万件(厚労省発表値による数値)の検査数でパンク状態。
抗原検査キット大量不足。結果、感染の有無不明の隔離者急増や感染者不明のまま放置(自己判断し、自己隔離してくださいとのこと)。
昨年7~9月のデルタ株感染期では、感染判明から重症判明に至る期間は1週間、死亡に至る期間は重症判明から1週間で数値上のピークが現れている。
スクロール→
日本
|
感染者数
|
重症者数
|
死亡者数
|
1月1日
|
534
|
51
|
0
|
1月2日
|
553
|
53
|
2
|
1月3日
|
779
|
52
|
1
|
1月4日
|
1,265
|
54
|
1
|
1月5日
|
2,634
|
60
|
1
|
1月6日
|
4,470
|
64
|
1
|
1月7日
|
6,203
|
91
|
1
|
1月8日
|
8,471
|
89
|
2
|
1月9日
|
8,239
|
90
|
1
|
1月10日
|
6,431
|
90
|
2
|
1月11日
|
6,375
|
100
|
2
|
1月12日
|
13,242
|
105
|
5
|
1月13日
|
18,850
|
125
|
4
|
1月14日
|
22,043
|
221
|
11
|
1月15日
|
25,733
|
233
|
6
|
1月16日
|
25,639
|
235
|
0
|
1月17日
|
20,984
|
243
|
4
|
1月18日
|
32,181
|
261
|
10
|
1月19日
|
41,469
|
281
|
15
|
1月20日
|
46,184
|
287
|
9
|
1月21日
|
49,829
|
404
|
9
|
1月22日
|
54,552
|
424
|
17
|
1月23日
|
50,009
|
430
|
14
|
1月24日
|
44,795
|
439
|
18
|
1月25日
|
62,587
|
444
|
42
|
1月26日
|
71,607
|
470
|
34
|
1月27日
|
78,968
|
537
|
47
|
1月28日
|
81,825
|
697
|
47
|
1月29日
|
84,967
|
734
|
38
|
1月30日
|
78,212
|
767
|
31
|
1月31日
|
60,838
|
783
|
48
|
2月1日
|
81,654
|
804
|
70
|
2月2日
|
94,930
|
886
|
82
|
↓デルタ株の重症者数と死亡者数の推移
7月12日、東京都緊急事態宣言公布
9月30日、全解除
(重症者数は週末数、死亡者数は週の日平均数)
(データはNHK)