オミクロン株では、未曾有の感染者が発生しているが、軽症者が多く、比率では重症者数は少なくなっている。ただし、重症者の基準がデルタ株から厳しくなっており、中等症以上の患者数は死亡数からして多いものと見られる。
入院者数は多く、厚労省の発表では2月2日現在21,184人が入院し、病床使用率は48.7%に達しているという。
2日現在、現在感染者のうち66万8千人が自宅もしくは施設で隔離しており、特に自宅隔離では家族内感染が危惧され、家族から保育所、学校、職場へウイルスが伝播するスパイラルに陥っている。
新コロナ感染症を扱う各病院の新コロナ病床がデジタル化されず一元管理されていないため、厚労省発表の重症数と病院の申告制の重症者用ベッドの使用数は倍近く異なっている(死亡数からして清掃中としてもあまりにも違いすぎる)。