1、総合指数は2020年を100として100.7
前年同月比は0.9%の上昇、前月比(季節調整値)は0.5%の上昇
2、生鮮食品を除く総合指数は100.5
前年同月比は0.6%の上昇、前月比(季節調整値)は0.4%の上昇
3、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は99.2
前年同月比は1.0%の下落、前月比(季節調整値)は0.2%の上昇
ただし、2月中旬までのデータに基づいており、2月24日の露軍のウクライナ侵攻により、今に続く狂乱相場の影響は反映されていない。
総務省が発表した2月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、2020年を100として100.5となり、前年同月を0.6%上回り、6ヶ月連続上昇。
「エネルギー」全体では20.5%の大幅な上昇となり、第2次オイルショックで原油が高騰していた1981年1月以来、41年1ヶ月ぶりの記録的な上昇となった。
また、家計に占める割合の高い「食料」も2.8%上昇。
品目別では、小麦価格の上昇を受けて食パンが8.2%、食用油の上昇や物流費の高止まりでポテトチップスが5.9%、生鮮魚介類が12.4%上昇、うちマグロは16.9%上昇。(今後サケ類はノルウェーから近距離空輸のロシア上空がなくなり大幅に値上げされる。タラ類も大幅値上げ)