続報。川崎水族館(カワスイ)運営の(株)アクア・ライブ・インベストメント(所在地:東京都千代田区内幸町2-2-3、代表:坂野新也氏)と関連の(株)アクア・ライブ・ネイチャー(同所、同代表)、(株)アクア・ライブ・ギフト(同所、同代表)は4月4日、東京地裁において再生手続き開始決定を受けた。
負債総額は4社合計で約50億円以上の見込み。
続報。川崎水族館(カワスイ)運営の(株)アクア・ライブ・インベストメント(所在地:東京都千代田区内幸町2-2-3、代表:坂野新也氏)と関連の(株)アクア・ライブ・ネイチャー(同所、同代表)、(株)アクア・ライブ・ギフト(同所、同代表)は4月4日、東京地裁において再生手続き開始決定を受けた。
負債総額は4社合計で約50億円以上の見込み。
同社らは各地の水族館開発で著名な坂野代表が自ら始めて経営する「川崎水族館」の運営会社、同水族館は五感体感水族館として高い評価を受けていた。
しかし、開館まもなく新コロナ感染症で緊急事態宣言などによる営業規制などに見舞われ、入場者数も限定、さらに今般のオミクロン株ではさらに集客減少に歯止めがかからなくなり、更なる資金調達にも限界をきたしていた。今回、経営の抜本的立て直しを図るための申請となった。
なお(株)イグニスが事業再生を支援するとして、営業は継続中。
監督委員は大澤加奈子弁護士(電話番号:03-5542-1453)が選任されている。
破綻 要約版 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
(株)アクア・ライブ・インベストメント |
2 |
本社地 |
東京都千代田区内幸町2-2-3 |
3 |
代表 |
坂野新也 |
4 |
関連会社1 |
(株)アクア・ライブ・ネイチャー |
同所、同代表/実質、水族館運営会社 |
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5 |
関連会社2 |
(株)アクア・ライブ・ギフト |
同所、同代表/水族館売店等の運営会社 |
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(株)アクア・ライブ・インベストメントについて |
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6 |
設立 |
2019年3月. |
7 |
資本金 |
2億600万円 |
8 |
業種 |
「川崎水族館」を開設するための資金調達目的会社 |
9 |
売上高 |
2020年12月期、約2億円 |
10 |
破綻 |
2022年3月28日、(3社共通) |
民事再生申請 |
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2022年4月4日、(3社共通) |
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再生手続き開始決定 |
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11 |
申請代理人 |
金井暁弁護士(大知法律事務所)ほか |
電話:03-6261-2501 |
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12 |
監督員 |
大澤加奈子弁護士(梶谷綜合法律事務所) |
電話:03-5542-1453 |
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13 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
14 |
負債額 |
推計3社合計で約50億円。 |
15 |
破綻事由 |
3社は各地の水族館開発で著名な坂野代表が自ら始めて経営する「川崎水族館」の運営会社、同水族館は五感体感水族館として高い評価を受けていた。しかし、開館まもなく新コロナ感染症で緊急事態宣言などによる営業規制などに見舞われ、入場者数も限定、さらに今般のオミクロン株ではさらに集客減少に歯止めがかからなくなり、更なる資金調達にも限界をきたしていた。今回、経営の抜本的立て直しを図るための申請となった。ほか2社は同社に連鎖した。 |
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新コロナ事態は企業を越えており、これ以上、支援しなかった金融機関からの借入れは大幅にカットしてもらうことが、早期再生のため必要ではないだろうか。政府は規制も解除しており、集客のため広告宣伝費用も必要だろうが資金なし。マスコミが今一度取り上げるべきではないだろうか。
3社は(株)イグニスと事業再生支援で基本合意書を締結している。https://1923.co.jp/news-release
なお、民事再生申請であるため、営業は通常通り行われている。 |