アイコン 国交省の基幹統計水増し忖度報告 公明党の限界

Posted:[ 2022年8月 8日 ]

国土交通省の大臣ポストは、自民党政権では公明党の定席となっている。森改造内閣が発足した2001年の扇千景国交大臣から続いている。
理由は国交省が巨額の建設予算を持ち、自民党の大臣では贈収賄事件が絶えなかったことによるものだった。

その国交省では、国の統計の中でも特に重要な「基幹統計」をめぐって、データを書き換えるなど不適切な処理をしていた問題が発覚、過去にさかのぼって調査したところ、推計で8年間に34兆円余り、過大に数値を計上していた。
国の基幹統計の1つで建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」、事業者から送られたデータを書き換えるなど、不適切な処理を続けていた。

この問題について、今年5月、外部の有識者会議で新たな分析方法が示されたことから、2013年度から2021年度までの9年分を国交省が改めて算出した。
それによると、不適切な処理が続いていた2020年度までの8年間に元請けと下請けを合わせた「受注高」の合計は、推計で合わせて34兆5千億円を過大計上していたという。
年間の平均で4兆3千億円余り、率にすると3.6%~6.5%数値が押し上げられていた。
また、この統計のうち元請け業者が期間内に完了した工事の金額を計上し、GDPの算出にも使われる「建設総合統計」については、2019年度と2020年度に0.6%不正によって数値が押し上げられていたという。
以上、

 



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忖度はどんたくの祭囃しの奏でる音とともに広範囲に広がっていたアベノミクス政権時代、事なかれ主義の公明党の順番こ大臣ではいかんともしがたいが、自民党の派閥順番この農水大臣(有罪判決確定)、大臣室で堂々と賄賂を受け取るつわものまでおり、如何ともしがたい。適材適所など程遠い。
それに派閥優先から大臣候補のフォレッシングも甘い。自民党議員にとって所属する派閥の価値は大臣ポストをいくつ取るかだけで決定している現実。

萩生田光一経産大臣(58歳)「俺は骨格ではなかったのか」と怒っているという。
次期、岸田内閣改造において、萩生田氏の経産大臣の職責の継続が危うくなっている。
首相は党の重責を提案するようだが、骨格という表現に怒っているという。
ただ、萩生田氏は安倍氏が可愛がり自らの後継者の一人でもあった。顔も骨格・図体も大きいが、教会やチャラな人たちとの過去のお付き合いもあり、まだ、安倍派の領袖を務める力も足りなく、経験を積み重ねる必要があろうか。本音を過分にさらしたら嫌われる長老重鎮たちがまだ支配する政界でもある。

国交大臣の席もそろそろ大政奉還させる時期に来ていると思われるが・・・。喧嘩を嫌い対立を嫌う岸田氏、金のタマもなく遷都は無理だろう。公明党の大臣ポストは、適材適所から見て環境大臣ではなかろうか。


 

 


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