飲食系フランチャイズ事業のMIGホールディングス（株）（所在地：東京都港区六本木1-4-5、代表：髙橋憲明）は9月5日、東京地裁において再生手続き廃止決定を受けて、同日にも保全管理命令を受けた。

負債総額は約９．５億円。

同社は約４０の有名飲食店やスイーツ店の許諾を受け、料理やスイーツを駅構内やモールイベント施設などに出店し、急成長を遂げていた。しかし、新コロナ事態により、時短要請など受け、売上高の伸張が鈍化、一方、仕入れや出店に伴う経費増に資金需要は旺盛で、同社は資金繰りを急悪化させ、自主再建を諦め、福井市の（株）ALL　CONNECをスポンサーにして民事再生させることを決定となっていた。

その後、申請となリ決定を受けていたが、一転、スポンサー契約とならず、今回の措置となった。

保全管理人には相羽利昭弁護士（電話番号：03-3356-5251）が選任されている。