同社は23年3月期について、グローバル全体需要は前年比2.7%増の8,051万台となった。一方、当社グループのグローバル販売台数は、主にサプライチェーンの分断及び半導体供給不足に加え、前年度はディーラー在庫の削減効果による販売台数(小売り)の増加があったことにより前年比▲14.7%減の330万5千台となった。また、市場占有率は前年比▲0.8ポイント減の4.1%となった。
日本国内の全体需要は、前年比4.0%増の439万台。当社グループの販売台数(小売り)は前年比6.1%増の45万4千台となり、市場占有率は前年比0.2ポイント増の10.4%となった。
中国の全体需要は、前年比5.7%増の2,601万台。一方で、当社グループの販売台数(小売り)は前年比▲24.3%減の104万5千台となり、市場占有率は前年比▲1.6ポイント減の4.0%となった。
北米市場(メキシコとカナダを含む)の全体需要は前年比▲2.6%減の1,662万台となった。当社グループの販売台数は前年比▲13.5%減の102万3千台となった。
米国の全体需要は、前年比▲3.5%減の1,396万台。当社グループの販売台数は前年比▲14.5%減の76万4千台となり、市場占有率は前年比▲0.7ポイント減の5.5%となった。
欧州の全体需要は前年比▲6.1%減の1,455万台となり、ロシアを除く当社グループの販売台数(小売り)は前年比5.5%増の30万5千台となった。また、ロシアにおける当社グループの販売台数は前年比▲92.3%減の4千台だった。
その他市場では、販売台数は、前年比▲12.8%減の47万4千台。
アジア・オセアニアにおける販売台数は前年比▲17.9%減の15万6千台、
中南米における販売台数は前年比▲19.9%減の13万5千台、
中東における販売台数は前年比2.8%増の12万台、
アフリカにおける販売台数は前年比▲7.9%減の6万3千台となったとしている。
同社は業績向上、生産性の向上の観点からいくつもの海外工場を閉鎖したりしていたが、業績に反映していないようだ。
宣伝が下手糞、営業が下手糞、フロントマスクのデザインがイマイチ、せっかくEVを持ちながら、EV満開の時世になってきたのに何もできない有様。
キャシュカイやローグをグレードアップさせ、インフィニティの大型車を北米や中国市場に投入することも必要ではないだろうか。
デザインは市場占有率10%しかない日本、国内デザイナーでは限界があるようでならない。中大型車で利益を稼ぐ方法も必要だろう。そのためにも宣伝力をつける必要があろうか。
いつまでもゴーンの亡霊に取り付かれているようでは時代に取り残されてしまう。ゴーン問題では確かに欧米の主要紙の全部が徹底的に黄色人種の日産タタキを演じていた。
早く、ゴーン以前の日産になって欲しい。
スクロール→
7201 日産自動車 23年3月期 日本基準 /百万円
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連結
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売上高
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営業利益
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同利率
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経常利益
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株主利益
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15/3期
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11,375,207
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589,561
|
5.2%
|
694,232
|
457,574
|
16/3期
|
12,189,519
|
793,278
|
6.5%
|
862,272
|
523,841
|
17/3期
|
11,720,041
|
742,228
|
6.3%
|
864,733
|
663,499
|
18/3期
|
11,951,169
|
574,760
|
4.8%
|
750,302
|
746,892
|
19/3期
|
11,574,247
|
318,224
|
2.7%
|
546,498
|
319,138
|
20/3期
|
9,878,866
|
-40,469
|
|
44,049
|
-671,216
|
21/3期
|
7,862,572
|
-150,651
|
|
-221,230
|
-448,697
|
22/3期
|
8,424,585
|
247,307
|
2.9%
|
306,117
|
215,533
|
23/3期
|
10,596,695
|
377,109
|
3.6%
|
515,443
|
221,900
|
前期比
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25.8%
|
52.5%
|
|
68.4%
|
3.0%
|
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24/3予
|
12,400,000
|
520,000
|
4.2%
|
|
315,000
|
24予/23実
|
17.0%
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37.9%
|
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|
42.0%
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