警視庁は、東京・渋谷区の製薬会社「アスクレピオス製薬」の前社長、越山晃次容疑者(40)が、株主総会の承認を得ずに自らの役員報酬を増やし、会社に3600万円の損害を与えたとして特別背任の疑いで逮捕した。
越山容疑者は容疑を否認しているという。
社長だった令和元年8月ごろから翌年4月ごろまでのおよそ9ヶ月間にわたり、株主総会の承認を得ずに、自らの役員報酬を一月当たり400万円増やし、約3600万円の損害を会社に与えたとして、特別背任の疑いがもたれている。
同社の内部調査で問題が明らかになり、会社が警視庁に刑事告訴していたもの。
調べに対し「役員報酬を増額したという株主総会の議事録はないが、株主から口頭で了解を得ていた」と容疑を否認しているという。
警視庁が詳しい経緯を調べている。
以上、報道参照