11月の中国の自動車販売は好調に推移している。景気刺激策により厚遇制度を復活させているものと見られる。
新エネ車の11月までの販売伸率は36.7%であり、新エネ車の拡大は続いている。ただ、EVの伸率23.6%増より、長距離運転が可能なPHVの伸率が83.5%増と大幅に上昇している。
日本勢はEV戦略の遅れから全体が10.9%(1~11月/以下同)増加しているものの、日本勢は大手3社ともマイナスとなっている。力で販売するトヨタの落ち込みは少ないが、ホンダもこれまでに▲13.5%減、日産に至ってはEVを販売しているにもかかわらず、車種展開せず、売れず▲20.7%減と大幅に落ち込んでいる。
ブランド力にしがみついた殿様商売をする時代ではない。: