宮城に拠点を置く、(株)東北マグネットインスティテュートが破産開始決定を受けた。
負債総額は約8億円。
以下要約。
宮城に拠点を置く、(株)東北マグネットインスティテュートが破産開始決定を受けた。
負債総額は約8億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)東北マグネットインスティテュート |
2 |
本店登記地 |
宮城県名取市増田北谷11 |
3 |
代表 |
宮武孝之 |
4 |
設立 |
2015年11月. |
5 |
資本金 |
1億円 |
6 |
業種 |
軟磁性材料の開発・製造・販売 |
7 |
軟磁性材料 |
「ナノメット」 |
8 |
売上高 |
2019年3月期、約0.9億円 |
2023年3月期、約0.7億円 |
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9 |
破綻 |
2023年12月25日. |
破産手続きの開始決定 |
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10 |
破産管財人 |
小向俊和弁護士(官澤綜合法律事務所) |
電話:022-214-2424 |
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11 |
裁判所 |
仙台地方裁判所 |
11 |
事件番号 |
令和5年(フ)第918号 |
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債権届出期間 |
(修正)保留 |
12 |
報告説明会 |
(修正)2024年5月10日午後1時30分/詳細は破産管財人まで |
13 |
負債額 |
約8億円 |
14 |
破綻事由 |
同社は「東北発素材技術先導プロジェクト」における軟磁性材料「ナノメット」の電力損失の極小化を目的に設立された東北大学発ベンチャー企業、東北大ベンチャーキャピタルや大手メーカーからの出資を得て設立されていた。売上高が伸びない中、開発費用が先行して、大きな赤字が続き、債務超過状態での経営が続いていた。これ以上の支援を受けられなくなり、同社は事業継続が困難となり、今回の事態に至った。 |
15 |
特記、 |
昔はこうした大学の新素材開発事業に多くの企業が参画し、企業が競って事業化を進めたものだが、いまや開発研究を忘れた企業にあり、黙っていても利益が出る時代、不正までして利益を出す時代、投資意欲もなく、こうした事業も日の目を見なく淘汰される日本の時代となっている。そうさせた政治家は小泉と竹中である。 |