アイコン 東邦工業(株)(埼玉)/自己破産へ スチールドア製造 倒産要約版


埼玉に拠点を置く、東邦工業(株)が自己破産の準備に入ったことが判明した。

負債総額は約4億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

東邦工業(株)

2

本社地

埼玉県久喜市桜田2-133-10

3

本店登記地

東京都北区志茂3-8-5

4

代表

芦野嘉明

5

設立

1950年5月.

6

資本金

2000万円

7

業種

建築用金属製品製造会社

8

売上高

以前のピーク期、約5.5億円

2019年9月期、約3億円

9

破綻

2024年1月5日.

 事業停止/自己破産申請の準備中

10

委託弁護士

青木康郎弁護士(横浜開港法律事務所)

 電話:045-226-5826

11

裁判所

未定

12

負債額

約4億円

13

破綻事由

同社は大型建築物の別注スチールドアの製造を手がけ、ほかにアルミサッシの製造やそうした建具類の取付工事も行っていた。しかし、ゼネコンの単価安要請きつく、また競争激化により採算性は低く推移していた。今般の新コロナ以降の物価上昇で材料費が高騰、収益性はさらに悪化、国の超円安政策もあり、材料費は高止まりが続き、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。

 

世界を震撼させた物価高は2021年に米バイデンが大統領就任祝いに1.9兆ドル(約275兆円/145円)の新コロナ経済対策資金を投入したことによるもの(トランプもすでに新コロナ経済対策を行使していた)。黴菌マンのバイデンは知らぬ顔している。日本だけは米国のインフレ退治の金利上昇に対して放置、結果、日本政府は超円安を容認したまま、そのツケを物価高として全国民に支払わせ、そのうえで日本の最高のアンポンタンは税収が増えたと大喜びしている。

シカゴ商品取引所のスチール相場は最大市場の中国の元(価)により取引されている。中国は世界の粗鋼生産量の60%前後を占めている。当然、石炭をボンボン燃やしている。

 スチール国際相場

 

スチール価格 CNY/T

参考

月末基準

国際価格

日本価格

 

対元円

対ドル円

 

元価

 円価

 

 

 

18/12.

3,836

62,488

 

16.29

112

19/12.(新コロナ前)

3,746

58,288

 

15.56

109

20/6.

3,733

56,704

 

15.19

107

20/12.

4,220

66,929

 

15.86

103

21/5/7.

5,552

94,273

 

16.98

109

21/6.

4,909

84,140

 

17.14

110

21/12.

4,548

81,364

 

17.89

113

22/3/4.

4,985

93,269

 

18.71

118

22/6.

4,501

90,155

 

20.03

134

22/10/20.

3,668

75,047

 

20.46

150

22/12.

4,001

77,419

 

19.35

134

23/3.

4,105

79,350

 

19.33

132

23/5.

3,474

68,056

 

19.59

139

23/6..

3,676

73,005

 

19.86

144

23/7.

3,674

73,186

 

19.92

142

23/8.

3,757

75,328

 

20.05

145

23/9.

3,670

75,162

 

20.48

149

23/10.

3,802

78,815

 

20.73

150

23/11.

3,866

80,838

 

20.91

148

23/12.

3,956

78,645

 

19.88

141

23/12末と新コロナ前との比較

5.6%

34.9%

 

27.8%

29.4%

 

 

 

 

↑円安率

↑円安率

24/1/11

3,819

77,258

 

20.23

146

コロナ前比

1.9%

32.5%

 

 

 

 

[ 2024年1月12日 ]
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