追、昌一金属(株)(大阪)/民事再生申請 債権者説明会 倒産要約版
続報。大阪に拠点を置く、昌一金属(株)が民事再生申請の詳細が判明した。
負債総額は約39億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
昌一金属(株) |
2 |
本社 |
大阪市港区市岡4-1-5 |
3 |
代表 |
山本昌司 |
4 |
創業 |
1933年 |
5 |
設立 |
1955年10月. |
6 |
資本金 |
2700万円 |
7 |
業種 |
架線金物製造 |
8 |
主要製品 |
電柱・電力用支線バンド・変圧器バンド・足場ボルト、 |
通信用や地中線用の各種金物 |
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9 |
売上高 |
以前のピーク期、約50億円 |
2021年9月期、約14億円 |
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10 |
破綻 |
2023年12月26日. |
民事再生法の適用申請/保全処分、監督命令 |
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11 |
申請代理人 |
髙木大地弁護士(関西法律特許事務所)ほか |
電話:06-6231-3210 |
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12 |
監督員 |
宮本圭子弁護士(第一法律事務所) |
電話:06-6231-3210 |
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13 |
裁判所 |
大阪地方裁判所 |
14 |
負債額 |
約39億円 |
15 |
破綻事由 |
同社は老舗の電柱用・架線用などの金物製造業者。鋼材仕入れから各種加工、メッキまで一貫生産していた。販売先は電力会社や電気工事会社、通信会社を顧客としていた。しかし、2011年3月の東日本大震災における東電フクシマ原発大爆発以降、全国の原発が停止、当局は電力会社に対して原発の安全対策工事を最優先させた。その結果、電力会社の新規設備投資の多くが見送られ続け、同社の受注も減少が続いていた。また、同社は今年9月期に40億円あまりの過年度売上修正を行い、私的整理に入っていたが、銀行間の足並みが乱れ、同社は資金繰りが悪化、今回の民事再生の申請となったもの。同社は今後、スポンサーを募り、再建を目指すとしている。 |
↓昌一金属(株)り銀行債務
昌一金属に対する金融機関の債権者 |
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銀行の債権者 |
/千円 |
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りそな銀行 |
1,105,162 |
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三菱UFJ銀行 |
506,042 |
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日本政策金融公庫 |
381,446 |
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徳島大正銀行 |
368,396 |
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みずほ銀行 |
265,000 |
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三井住友銀行 |
263,352 |
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阿波銀行 |
172,308 |
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銀行負債計 |
3,061,706 |
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・昌一金属の民事再生申請書に基づく債権額であり、現在の債権額は変動している。 |
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