沖縄県議会選挙が16日に行われ、玉城デニー知事に批判的な自民党と公明党などの反知事派が48議席の定数中28議席を獲得し、過半数を制した。自民党と公明党の多数派獲得は、2008年以来の出来事で、玉城氏の安全保障政策への反発が示されたものとなる。これにより、玉城氏は厳しい県政運営に直面することになった。
選挙では、反知事派のうち、改選前に18議席だった自民党は20人全員が当選し、公明党も2議席から4人全員が当選。一方で、知事派は7議席だった共産党が4議席に後退するなど、大きな変化に。自民党は知事選に向けて攻勢を強める方針だという。