1月の米消費者物価指数(CPI)統計は、基調的なインフレであるコアCPIが前月比0.4%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回り、昨年3月以来の大幅上昇となった。金利スワップ市場では、次回の米利下げ予想が9月から12月に後退し、それも25ベーシスポイントの利下げが1回にとどまるとの見方が強まっている。
関税マンのトランプ氏、カナダとメキシコは1ヶ月延期となり、3月からとされているが、最大の貿易相手国である中国は麻薬原料輸出問題からこれまでの最高25%を10%さらに上乗せがすでに発動されている。
米、物価指数コア0.4%大幅上昇 バイデンインフレ⇒トランプインフレへ1月の米消費者物価指数(CPI)統計は、基調的なインフレであるコアCPIが前月比0.4%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回り、昨年3月以来の大幅上昇となった。金利スワップ市場では、次回の米利下げ予想が9月から12月に後退し、それも25ベーシスポイントの利下げが1回にとどまるとの見方が強まっている。
関税マンのトランプ氏、カナダとメキシコは1ヶ月延期となり、3月からとされているが、最大の貿易相手国である中国は麻薬原料輸出問題からこれまでの最高25%を10%さらに上乗せがすでに発動されている。
(1)トランプインフレ
自動車に対して関税を課すとしており、すでにフォードは、カナダやメキシコで自動車生産や部品生産しており、中国からも部品を輸入している関係から、関税政策には反対だと表明している。実際、部品や製品の国内調達コストが上昇し、結果、販売価格を上昇させるしかないとしている。
1、関税
トランプ氏の関税爆弾は沈静化している物価を再び上昇させ、さらに今後関税爆弾の絨毯爆撃が本格化することから再度物価上昇=インフレ率の上昇により、金利を据え置くか、現行の4.5%を再び上昇する可能性すらある。
2、購買力
物価上昇に対する購買力は、失業率は最低級に低下し、賃金は上昇していることから、購買力は増強される。
トランプ政策では関税強化で得た資金を法人税減税に充当、その分もまた購買力が付く。
3、エネルギー、
パイプラインの再認可をすでにし、シェールオイルガスを大増産させることで燃料価格を大幅引き下げ、電気や自動車⇒内燃機車のガソリン価格を引き下げ、購買力を増加させ、関税や高い米国産(外国産は関税で高くなる)の消費を拡大させる。
4、物価上昇、再度のインフレ懸念
関税で物価が上昇することは間違いなく、遮二無二関税をかけるべきではないのだが、識別するのは面倒臭く一律上昇もしくは追加する。
関税が上昇してから物価反映は3ヶ月後、カナダやメキシコからの輸入関税が引き上げられれば、州によっては物価が急騰することだろう。米国で怖いものは、そうした先行きを
・、見越したハゲタカの先物相場が急騰
雨が降ったら桶屋が儲かる。米国では新コロナにより、集合住宅での感染を恐れ、戸建需要が急増して木材価格が急騰、一時4倍まで暴騰し、世界の物価上昇を牽引した。
特に日本だけはインフレ退治の金利高を拒否し、マイナス金利による超円安により、米国での木材の先物相場は落ち着いても日本だけは高騰が続き、世界から見れば異次元・異色の存在となっている。
(2)バイデンハイパーインフレ
2021年1月登場したバイデン米前大統領は、就任早々19兆ドルもの新コロナ経済対策費を組み執行した。結果、同年10月から物価は上昇しだし、米国はじめ世界中の物価を暴騰させた。2022年3月からはその物価高退治に金利をそれまでの0.25%から0.50%に引き上げ、2023年7月の5.50%まで上昇させ24年9月までそれを維持、その後3回にわたり金利を下げ現在4.50%となっている。この間、金利上昇でドル高が進行、多くの国が為替安の金融危機に陥った。機を同じくして2022年3月の露制裁により、原油価格や天然ガス価格が暴騰、世界中が大混乱に陥った。(露制裁前の22年2月の米国のインフレ率はすでに7.9%と高騰していた。ピークは22年6月の9.1%、現在は3.0%・・・FRBの政策目標は2.0%)
★別格本山「日本寺」
日本だけは政府の超円安政策による消費者物価高騰・高止まり・インフレであり、石破滅政権により超円安政策は続き、物価高騰による消費税の大増収に石破滅政権も岸田前政権も大喜びしている。石破滅政権は、超円安に関係ないコメ価格まで昨年8月堂島にコメ取引所を新たに開設させ、和製ハゲタカたちが買占め、例年通りの秋の収穫に対し、秋であっても昨年より6割も7割も暴騰させ、備蓄米も口ばかりでなかなか放出せず、タチが悪すぎる石破滅政権となっている。
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米国 消費者物価指数=CPI |
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23年 |
24年 |
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総合CPI |
コアCPI |
インフレ率 |
総合CPI |
コアCPI |
インフレ率 |
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月比 |
年比 |
年比 |
月比 |
年比 |
年比 |
|
1月 |
0.6 |
5.6 |
6.4 |
0.3 |
3.9 |
3.1 |
|
2月 |
0.3 |
5.5 |
6.0 |
0.4 |
3.8 |
3.2 |
|
3月 |
0.1 |
5.6 |
5.0 |
0.3 |
3.8 |
3.5 |
|
4月 |
0.4 |
5.5 |
4.9 |
0.3 |
3.6 |
3.4 |
|
5月 |
0.2 |
5.3 |
4.1 |
0.0 |
3.4 |
3.3 |
|
6月 |
0.3 |
4.8 |
3.0 |
0.0 |
3.3 |
3.0 |
|
7月 |
0.2 |
4.7 |
3.2 |
0.1 |
3.2 |
2.9 |
|
8月 |
0.5 |
4.3 |
3.7 |
0.2 |
3.2 |
2.5 |
|
9月 |
0.4 |
4.1 |
3.7 |
0.2 |
3.3 |
2.4 |
|
10月 |
0.1 |
4.0 |
3.2 |
0.2 |
3.3 |
2.6 |
|
11月 |
0.1 |
4.0 |
3.1 |
0.3 |
3.3 |
2.7 |
|
12月 |
0.2 |
3.9 |
3.4 |
0.4 |
3.2 |
2.9 |
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2025年 |
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・コアは食料・エネ除外 |
1月 |
0.5 |
3.3 |
3.0 |
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