政府の専門家検討は3月21日、富士山噴火の対応方針で“降灰30cm以上は避難必要” と。しかし、30センチで避難できるのだろうか、降灰3センチで自動車の走行はできなくなるという。歩行器などの使用もできないだろう。
検討会が経済を回すことを第一義に考慮した結果だろうが、ヒトの命を第一義にしなければ、大変なことになる。ましてやこうした指針を出した結果、人的に大被害が出ても検討会のメンバーや政府の担当局は誰一人として責任を取らない。江戸時代には考えられなかったことではないだろうか。
降灰数センチで電子通信インフラはスターリンクを採用しなければ、通信不能状態に陥り、事業継続どころではない。域内のデータセンターや中継基地も電源喪失により機能喪失に陥る危険性が高い。
富士山で、江戸時代の「宝永噴火」(宝永4年=1707年12月)に相当するような大規模な噴火が起きて大量の火山灰が噴出すると、東京や神奈川県などの広い範囲で数センチから10センチ以上積もるおそれがあり、鉄道の運行や道路の通行などに大きな影響が出ると指摘されている。
すでに、「宝永の大噴火」から317年が経過し、最後の噴火活動と見られる1854年の安政東海地震に伴う火山活動からしても171年経過している。ただ、貞観大噴火から宝永大噴火までは850年あまり経過している。
そのため、いつ噴火してもおかしくないとされているが、過去にもあるように南海トラフ自身に連動することもあり、火山活動によくある事前活動の予兆が捉えられない可能性もある。
検討会の報告書では、国に対し、火山灰の見通しといった情報の仕組みを整えるよう求めているほか、国や自治体などに対し、避難ルートの確保などを進めるべきだなどとしているものの、
発生した場合の最終判断は個人、早期に避難することが安全第一だろう、富士山が爆発すれば、連動して南海トラフ地震が発生する可能性もある。
富士山地震/日本海溝・南海トラフ地震との連鎖の噴火の可能性
富士山近郊の地震は多い、
2011年3月11日の日本海溝を震源とする東日本大震災、4日後の3月15日22時31分頃、静岡県東部を震源とするM6.4の地震(静岡県東部地震)が発生、静岡県富士宮市で震度6強
を観測していた。50人負傷、500棟以上被災。
富士山噴火の歴史と最近の地震 降灰30cmで実際避難できるのか