同社は中間期について、建設業界は公共投資の底堅い推移と堅調な企業収益等を背景とした民間設備投資の持ち直しの動きが見られたが、供給面では、建設資材・エネルギー価格の高止まりや労務費の上昇等による影響があったとしている。
同社の業績推移を見ていると、国土強靭化のアベノミクスにより受注好調、オリンピック投資景気、大規模再開発が首都に限らず、大都市の各地で行われ、高い営業利益率に経営陣も浮かれ、褌の紐を緩めた結果、その後、工事失敗が相次ぎ、営業利益率を大幅に下げ、さらにマイナスに至らしめた。今になって選別受注を強化したのか、売上高の勢いも失しさせている。資材高や労務費高騰はどこのゼネコンも共通事項、適切な受注価格への転嫁も必要だが、まずは人為的な建築瑕疵を減らせば利益も間違いなくとれる。
清水建設 中間決算 増収大増益 10年間業績推移 26年3期中間期