みんなの大家さん、資金集めの成田、開発用地の4割は実質国からの借りた物だった。
★不動産投資商品「みんなで大家さん」の主力商品「シリーズ成田」の分配金支払いが遅延している問題で、みんなの大家さんの関係社が行っている成田空港周辺での「ゲートウェイ成田」の開発用地約46万平方メートルのうち、約4割の19万㎡あまりの用地は国交省傘下の成田国際空港会社(株)(NAA)が所有者で、NAAは事業者との賃貸借契約を今11月末で打ち切る方針を固めたことが11月26日分かったと報道されている。
NAAは、造成工事が予定通り進んでおらず、(共生バンクグループに)工事を遂行する能力が確認できないことなどが理由だという。
投資商品は東京都千代田区の不動産会社「共生バンク」グループが手がける。NAAによると、2020年9月、所有する約19万平方メートルの土地の造成工事を目的に、年間1800万円で賃貸借する契約を共生バンクと締結していた。2度の延長を経て、今月30日が期限となっていた。
(なお、NAAから借地については当然ながらみんなの大家さんでの商品募集は行っていない)
みんなの大家さんの主力商品「みんなで大家さん シリーズ成田」では、成田空港北西の用地に大型商業施設を開発、テナント料を分配するとして、年7%の想定利回りで2020年から出資者を募った。当シリーズは主力商品となり1557億円を集めている。しかし、シリーズ成田で7月末に分配金の停止が発生、9月以降、ほかの「大家さん」商品にもトラブルが拡大し、現行ファンド39本のうち実に34本で分配金の支払いが止まっている。なかには、すでに契約上の元本償還期限を過ぎた商品も出ており、年金生活者を中心とする、約4万人の投資家の動揺は収まる気配がない。
被害対策弁護団を組織するリンク総合法律事務所によると、11月5日に提訴に第1次集団訴訟に踏み切った。1191人の投資家が参加し、請求額は114億円あまりで、1人平均約1000万円となる。弁護団では第2次訴訟の準備も進めており、11月18日以降に投資家向けの説明会を開催する方針としている。
★11月末にはNAAの賃貸契約の更新日、上述のとおりこれを更新しないとNAAが発表した。また、同日は「ゲートウェイ成田」の開発を認可するかどうかの成田市の結論が出る日でもある。
4割の賃借地が無くなれば、造成工事を終え、各施設の建築工事に入ろうにもNAAの土地も含めて開発計画であり、計画そのものが継続できない危機に陥っている。
★国会でも取り上げられる
また、11月11日にはすでに衆議院予算委員会で「みんなで大家さん」の具体名を挙げての質疑において、高市首相は「分野横断的な規制や有効な被害回復制度がないことは事実。さまざまな悪質商法が出てきている中、より有効な解決方法がないか、消費者庁を中心に検証させる」と答弁している。
以上、日経ビジネス等いろいろ参照
いよいよのようだ。
時間の経過とともに資産は億単位で棄損していく。
今の官庁は国有地に準じる用地でさえ見境なしに貸し出すようだ。
スクロール→
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成田国際空港株式会社 NAA
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設立:2004年4月/資本金:1197億3600万円
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株主:国交省大臣91.66%/財務省大臣8.34%
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成田国際空港歴代社長
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01代
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黒野匡彦
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2004年-2007年
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元日本鉄道建設公団副総裁
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02代
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森中小三郎
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2007年-2012年
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元住友商事副社長
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03代
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夏目誠
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2012年-2019年
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元JR東日本副社長
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04代
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田村明比古
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2019年-2025年
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航空局長・観光庁長官
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05代
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藤井直樹
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2025年-
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国交省事務次官
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懸案事項:C滑走路新設とB滑走路の延伸
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現在
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A滑走路:
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4,000×60メートル、
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B滑走路:
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暫定2,500×60メートル
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