続報。「丸信水産(株)」は(宮城県石巻市湊東三丁目***)に所在している企業です。
同社は、令和8年(2026年)5月19日に仙台地裁にて破産手続きの開始決定を受けました。
停止時の負債総額は約6億円。
同社は、1907年(明治40年)創業、1968年に法人化した老舗の生鮮魚介類卸売業者。石巻や女川などの魚市場を基盤に、カツオ、ギンザケ、秋サケ、タラなどを取り扱い、宮城県内を中心に関西地方まで販路を広げていた。2008年には石巻市内に工場を取得し、サケやタラなど魚介類の一次加工にも乗り出し、2006年5月期には約22億4900万円の売上高を計上していた。
しかし、近年は気候変動による水揚げ量の減少に加え、海外需要の拡大を背景とした仕入れ価格の高騰、国内需要の低迷が重なり、採算は悪化していた。さらに、東日本大震災の津波で本店と工場が全壊。移転して事業を再開したものの、原発事故に伴う風評被害や近海不漁の影響も受け、赤字を散発していた。
2025年5月期には約4000万円の営業赤字を計上し、3億円を超える債務超過に陥るなど財務内容は悪化。資金繰りも限界に達し、5月13日までに事業を停止、今回の措置となった。
この破産手続きに関しては、選任された中村彰二弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。
また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和8年9月11日午後2時30分となっています。
当該事件は、令和8年(2026年)に発生したもので、番号は(フ)第535号となっています。
既報記事
【宮城】丸信水産(株)/自己破産申請準備 老舗生鮮魚介卸売業 倒産要約