アイコン 【北海道の閉店情報】札幌・旭川・函館・帯広・苫小牧などで閉店相次ぐ 2026年7月~9月

Posted:[ 2026年8月 5日 ]

北海道内では2026年7月以降、札幌市をはじめ、旭川市、函館市、帯広市、苫小牧市、稚内市、美唄市などで店舗の閉店が相次いでいる。長年営業してきた老舗や地域密着型店舗に加え、大型商業施設のテナント撤退も目立っている。

本記事では、公式発表や店舗告知、地域メディアなどで確認できた主な閉店情報をまとめた。移転に伴う営業終了や改装のための一時休業は原則として除外している。

北海道内の閉店動向
札幌ではコンビニや専門店、旭川ではイオンモール内の複数テナント、帯広と苫小牧では飲食店の閉店が目立つ。稚内と美唄では食品スーパーが営業を終了し、地域の買い物環境にも影響を及ぼす可能性がある。



スポンサーリンク

北海道内の主な閉店店舗一覧

地域 店舗名 閉店日 概要
札幌市厚別区 セイコーマート大谷地西店 7月8日 東北通沿いで営業していた住居一体型のコンビニエンスストア。午後1時をもって営業を終了した。
札幌市北区 吉徳札幌店 7月24日 「吉徳の人形」で知られる老舗人形店の直営店。札幌進出から54年、現在地での営業開始から39年で閉店した。
札幌市中央区 パーツクラブ札幌ポールタウン店 7月26日 ビーズやアクセサリーパーツを扱う専門店。2004年の開店から約22年間営業していた。
札幌市豊平区 ファミリーマート月寒中央店 7月31日 地下鉄月寒中央駅近くの店舗。サンクスとして開店後、ファミリーマートへ転換して営業していた。
札幌市厚別区 どんぐり森林工房 9月30日予定 焼きたてパン店としての営業を終了する。閉店後も工場機能は維持され、他店舗向け商品の製造を続ける。
旭川市 イオンモール旭川西内8店舗
ライトオン、THE SHOP TK、スキッズガーデン、ANAP、a.v.v、サマンサモスモス ケイッティオ、ABCマートスポーツ、i GATE IKEUCHI EXIT
8月11日・16日予定 衣料品、靴、アウトドア用品、子ども向け遊戯施設など、業種の異なる8店舗が相次いで営業を終了する。
函館市 ゲオ函館戸倉店 7月26日 フレスポ函館戸倉内の店舗。閉店後、函館市内のゲオは函館鍛治店と函館昭和店の2店舗となった。
帯広市 クイックカットBB フレスポスズランプラザ帯広店 7月14日 商業施設2階で営業していたヘアカット専門店。閉店後は市内の近隣店舗を利用するよう案内している。
帯広市 地粉麺皮房 小麦の木 7月21日 十勝産小麦を使用した自家製麺で知られ、約30年間親しまれてきた飲食店。
帯広市 しゃぶしゃぶ すき焼 SANZOU 白樺通り店 7月27日 しゃぶしゃぶやすき焼きの食べ放題を提供し、家族客や団体客にも利用されていた。
帯広市 さかき屋製菓 7月31日 串団子やどら焼き、豆大福などを販売していた地域密着型の老舗菓子店。
帯広市 焼肉専門店 さん臓本店 8月23日予定 牛サガリや牛タン、ラムジンギスカンなどを提供してきた焼肉店。16年間の営業を終える予定。
苫小牧市 MILK DO dore iku? 苫小牧店 7月12日 2023年11月に開店した生仕立てドーナツ専門店。店舗契約の終了に伴い閉店した。
苫小牧市 cafebar Snafkin 7月25日 市内中心部の大町で約7年9カ月営業してきたカフェバー。
苫小牧市 イオンモール苫小牧内3店舗
カプリチョーザ、デザート王国、札幌らーめん みそ源
8月31日予定 レストラン街とフードコートの飲食店3店舗が同日で閉店する。カプリチョーザとデザート王国は、施設開業時から約21年間営業してきた。
稚内市 卸売スーパー稚内中央店 7月31日 日本最北端の食品アウトレットとして営業。2011年の開店から15年間で営業を終了した。
美唄市 卸売スーパー美唄店 8月末予定 建物所有者との賃貸借契約が更新されないため閉店する。前身店舗を含め、地域の食品需要を長年支えてきた。

札幌では老舗と生活密着型店舗が閉店

札幌市では、長年地域で営業してきた店舗の閉店が続いた。「吉徳札幌店」は、札幌への進出から54年で直営店としての役割を終えた。閉店により、吉徳の直営店舗は北海道と東北から姿を消した。

さっぽろ地下街ポールタウンの「パーツクラブ札幌ポールタウン店」も、約22年間の営業を終了した。同店はアクセサリー制作に必要なビーズや金具を扱い、ハンドメイド愛好者に利用されてきた。

一方、生活に身近なコンビニでは「セイコーマート大谷地西店」と「ファミリーマート月寒中央店」が閉店した。月寒中央店は地下鉄駅に近い立地だったが、駐車場を備えておらず、周辺では前年にローソンの新店舗が開業するなど、コンビニの出店環境も変化していた。

イオンモール旭川西では8店舗が相次ぎ撤退

旭川市では、イオンモール旭川西に入居する8店舗が8月11日と16日に相次いで閉店する。対象は衣料品店、靴店、アウトドア用品店、子ども向け遊戯施設など幅広く、館内のテナント構成が大きく変わることになる。

商業施設では、契約期間の満了やブランド側の店舗網再編、館内のリニューアルなどに伴って複数店舗が同時期に入れ替わる場合がある。今回の閉店について施設側や各運営会社は、個別の詳しい理由を公表していない。

帯広では老舗飲食店や菓子店の閉店目立つ

帯広市では、飲食店を中心に閉店が続いた。十勝産小麦を使った自家製麺で知られる「地粉麺皮房 小麦の木」は、約30年の営業に幕を下ろした。「しゃぶしゃぶ すき焼 SANZOU 白樺通り店」も7月27日に閉店している。

地域に根差して菓子を製造・販売してきた「さかき屋製菓」は7月末で営業を終了した。さらに、「焼肉専門店 さん臓本店」も8月23日で16年間の営業を終える予定で、長く利用されてきた地元店の閉店が相次ぐ形となった。

ただし、各店舗が閉店理由を詳しく公表しているわけではなく、原材料価格、人件費、集客状況などを個別店舗の閉店原因として断定することはできない。

苫小牧ではイオン内の飲食店3店舗が同時期に閉店

苫小牧市では、生ドーナツ専門店「MILK DO dore iku? 苫小牧店」と「cafebar Snafkin」が7月中に閉店した。

イオンモール苫小牧では、「カプリチョーザ」「デザート王国」「札幌らーめん みそ源」が8月31日で閉店する予定である。カプリチョーザとデザート王国は、2005年4月の施設開業当初から営業を続けてきた店舗で、約21年で営業を終了する。

稚内と美唄では食品スーパーが閉店

稚内市の「卸売スーパー稚内中央店」は7月31日、15年間の営業を終えた。稚内市内ではコンビニや小型低価格スーパーの出店が進んでおり、人口が減少する市場で食品販売を巡る競争が続いている。

美唄市の「卸売スーパー美唄店」は8月末で閉店する予定である。店舗運営会社が賃貸借契約の更新を申し入れたものの、土地と建物を所有する道北アークスが更新しないことから、営業終了が決まった。道北アークスは現時点で同所への店舗出店を予定していない。

閉店理由の一括した断定は避ける必要

今回確認された閉店には、店舗契約の終了、直営店網の見直し、商業施設内のテナント入れ替えなど、理由が確認できる案件もある。一方、理由を明らかにしていない店舗も少なくない。

北海道では人口減少や人手不足、仕入れ価格の上昇などが小売・外食業界の経営課題となっているが、それらをすべての閉店に直接結び付けることはできない。今回の動きは、老舗店舗の営業終了と、商業施設におけるテナント再編が同時に表面化したものと捉えるのが妥当である。

※閉店日や営業内容は発表時点の情報です。予定が変更される場合があるため、利用の際は各店舗や商業施設の最新情報をご確認ください。

 


スポンサーリンク

HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

 




スポンサーリンク

スポンサーリンク