アイコン 【鳥取】追報:(有)エフエムエルサービスなど2社/破産手続開始決定 臨床検査事業 倒産要約

Posted:[ 2026年8月 3日 ]

鳥取に拠点をおく、「(有)エフエムエルサービス」など2社の破産手続開始決定の続報です。

 

負債総額は2社合計で約13億円。

以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。



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破産手続開始決定

【鳥取】エフエムエルサービス・くれたけ/破産手続開始決定の概要

臨床検査事業者と関連する飲食業者が相次いで経営破綻し、2社合計の負債総額は約13億1,000万円。

鳥取市の臨床検査事業者「エフエムエルサービス」と関連会社の「くれたけ」は、令和8年(2026年)7月29日に事業を停止して鳥取地方裁判所へ自己破産を申請し、翌30日付で破産手続開始決定を受けた。

概要

項目 内容
企業名 (有)エフエムエルサービス、(株)くれたけ
所在地 鳥取県鳥取市
手続き 自己破産申請、破産手続開始決定
申立日 令和8年(2026年)7月29日
決定日 令和8年(2026年)7月30日
決定裁判所 鳥取地方裁判所
事業停止日 令和8年(2026年)7月29日
負債総額 2社合計約13億1,000万円
負債内訳 エフエムエルサービス:約10億6,000万円、くれたけ:約2億5,000万円
事業内容 エフエムエルサービスは血液や尿などの臨床検査を受託。くれたけは日本料理店、うどん店、焼き肉店、中華料理店などの飲食店運営と精肉販売を手がけていた。
沿革 エフエムエルサービスは1995年7月設立。くれたけは2017年7月設立。
エフエムエルサービスの売上高 2016年9月期:約10億900万円、2022年9月期:約7億円
くれたけの売上高 2024年6月期:約4億円

経緯・背景

エフエムエルサービスは、医療機関から血液や尿などの検体検査を受託し、薬局の開設などで事業を拡大していた。コロナ禍ではPCR検査需要を取り込み、2022年9月期に売上高約7億円を計上したが、その後はPCR検査需要の沈静化や検査件数の減少で収益が悪化した。加えて、多角化を進めていた関連会社への貸付金が膨らみ、債務超過から抜け出せない状態が続いていた。関連会社のくれたけも、複数の飲食店を運営していたものの、店舗の稼働率が伸びず慢性的な赤字に陥った。食材価格の上昇分を販売価格へ十分に転嫁できず、2024年11月頃から店舗閉鎖による再建を進めたが、業績改善には至らなかった。資金面で支えていたエフエムエルサービスの経営破綻を受け、くれたけも連鎖する形で事業継続を断念し、2社そろって今回の措置に至った。

※負債額は、エフエムエルサービスが2025年9月期末時点、くれたけが2025年6月期末時点の数値です。
※本文に記載のない管財人、債権届出期間、報告集会期日、事件番号などは掲載していません。
※記事は2026年現在のものです。

 


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