アイコン 【京都】追報:(株)YR/破産手続き開始決定 分譲マンション展開

Posted:[ 2026年8月28日 ]

京都に拠点をおく、「(株)YR(旧ラナップコーポレイション)」の破産手続き開始決定の続報です。

 

負債総額は約9.5億円。

以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。



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破産手続き開始決定

【京都】(株)YR(旧ラナップコーポレイション)/破産手続き開始決定の概要 負債約9億5000万円

分譲マンション「ラナップスクエア」シリーズを展開、ピーク時には売上高45億円超を計上していた。

(株)YR(旧商号:(株)ラナップコーポレイション)が、2026年8月17日、大阪地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は債権者7名に対し、金融債務を主体に約9億5000万円。

概要

企業名 株式会社YR
旧商号 株式会社ラナップコーポレイション
所在地 京都市左京区岩倉幡枝町
設立 1997年10月
事業内容 分譲マンションの開発・販売、販売代理など
主力ブランド 「ラナップスクエア」シリーズ
倒産形態 破産手続き開始決定
開始決定日 2026年8月17日
裁判所 大阪地方裁判所
破産管財人 加藤明俊弁護士
事件番号 令和8年(フ)第2709号
負債総額 約9億5000万円
債権者 7名
ピーク時売上高 45億7745万円(2007年3月期)
直近判明売上高 約1億5500万円(2024年3月期)
報告集会等 2026年10月26日 午後3時

経緯・背景

同社は分譲マンションの販売代理業として事業基盤を築き、その後、自社ブランド「ラナップスクエア」シリーズの開発・分譲に進出した。大阪を中心に京都、神戸など関西圏で投資用マンションを展開し、事業規模を急速に拡大。ピークとなる2007年3月期には売上高45億7745万円を計上していた。

しかし、リーマン・ショックを契機とした不動産市況の急速な悪化により経営環境が一変。計画していた物件の一棟売却が頓挫したことなども響き、業績は急速に悪化した。その後は多額の赤字を計上するなど厳しい経営が続き、人員削減を進めて事業規模を縮小した。

2024年3月期の売上高は約1億5500万円まで減少し、ピーク時と比べて売上規模は約96%縮小した。過去のマンション開発に伴う金融債務の整理も進まず、抜本的な経営改善には至らなかった。

こうしたなか、債権者から破産を申し立てられ、2026年8月17日に大阪地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は金融債務を主体に約9億5000万円にのぼる。

なお、同社は2025年1月に「株式会社ラナップコーポレイション」から「株式会社YR」へ商号を変更。その後、本店を大阪市から京都市へ移しており、2026年6月には現在の京都市左京区へ本店を移転していた。

※「ラナップスクエア」シリーズのマンション管理などを手がける株式会社ラナップ管理サービスは別法人で、今回の破産手続きの対象には含まれていない。

 

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