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アイコン 【倒産企業続報】小松リネンサプライが破産 創業約79年、小松・加賀の旅館向けリネン 負債約3.9億円

Posted:[ 2026年9月16日 ]

石川県小松市で約79年にわたりリネンサプライ事業を手掛けてきた(株)小松リネンサプライ(石川県小松市長田町、法人番号:4220001011978)が、2026年9月10日、金沢地裁小松支部から破産手続きの開始決定を受けた。

同社は1947年創業の老舗リネンサプライ業者。小松市や加賀市の旅館、ホテル、ゴルフ場などを主要取引先として、布団シーツやカバー、浴衣などのリネン類の供給、回収、洗濯を長年手掛けてきた。

負債は債権者約15名に対し約3億9000万円とされる。2026年7月の事業停止時には負債約3億5000万円とされていたが、破産手続き開始後に負債規模が拡大したことになる。

 



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小松リネンサプライの会社概要

法人名 株式会社小松リネンサプライ
所在地 石川県小松市長田町
法人番号 4220001011978
創業 1947年4月
法人改組 1968年2月
事業内容 旅館・ホテル・ゴルフ場向けリネンサプライ
主な取扱品 布団シーツ、カバー、浴衣など
事業停止 2026年7月31日
破産手続き 2026年9月10日開始決定
負債 約3億9000万円

1947年創業、小松・加賀の観光業を支えたリネンサプライ

小松リネンサプライは1947年4月に創業し、1968年2月に法人化した。

小松市や加賀市の旅館、ホテル、ゴルフ場などを対象に、宿泊施設で使用する布団シーツやカバー、浴衣などを供給。使用済みリネン類の回収や洗濯を含め、地域の宿泊・観光産業を裏方から支える事業を長年続けてきた。

観光需要の拡大を背景に事業規模を広げ、1984年8月には本社兼工場を新築。1992年10月には工場を拡張するなど、設備投資を進めた。

ピーク時の年収入高は約1億3600万円

温泉旅館街への観光需要が堅調だった1996年12月期には、年収入高約1億3600万円を計上した。

しかし、その後は団体旅行の減少などを背景に地域への観光客が減少。主要取引先となる旅館やホテルなどからの受注も縮小し、同社の売上は長期的な減少傾向をたどった。

一方で、事業拡大期に行った本社工場の新築や工場拡張などに伴う金融債務が残り、売上規模が縮小するなかで財務負担が重くなっていった。

2001年には保証協会が金融債務の大半を代位弁済

経営環境が悪化するなか、取引先の業績不振によって代金回収が遅れるケースも発生し、資金繰りは次第に厳しさを増した。

2001年7月には金融債務の大半について保証協会による代位弁済を受けるなど、早い時期から厳しい財務状況が続いていた。

その後も同業者との競争が激しく、受注量と採算の確保に苦戦。赤字を計上する年度もあり、近年は燃料費や原材料費の高騰も収益を圧迫した。

2024年の年収入高は約3300万円まで縮小

2024年12月期の年収入高は約3300万円まで減少。ピークだった1996年12月期の約1億3600万円と比較すると、4分の1以下の水準となっていた。

同社は金融機関からの借入を続ける一方、工場の稼働日を減らすなどして採算確保に努めたものの、業績の立て直しには至らなかった。

事業規模の縮小に加え、燃料・原材料価格の上昇や人員面の課題も重なり、事業継続は困難となった。

2026年7月に事業停止、9月に破産開始決定

小松リネンサプライは2026年7月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

事業停止が判明した時点では、2025年12月期末の負債は約3億5000万円とされていた。その後、2026年9月10日に金沢地裁小松支部から破産手続きの開始決定を受け、負債は債権者約15名に対して約3億9000万円にのぼるとみられる。

1947年の創業から約79年。地域の旅館やホテルなどにリネン類を供給してきた老舗企業が、その歴史に幕を下ろすこととなった。

 

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