【今週の関西倒産】37件、前週比10%減 大阪20件・兵庫10件、DISCOM負債9億円
2026年9月7日から9月11日までにJC-NETが日別の「破産・倒産情報」などで掲載した関西6府県(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)の倒産関連情報は、掲載記事ベースで37件となった。前週8月31日~9月4日の41件から4件減り、掲載数ベースでは約9.8%減となった。
府県別では大阪が20件で最多となり、兵庫10件、京都5件、滋賀・和歌山が各1件。奈良は0件だった。大阪と兵庫だけで30件となり、関西全体の81.1%を占めた。
本記事の「37件」は、同一URLの単純な重複を除いたJC-NETの掲載記事数です。1記事で複数社を扱う場合も1件として計上し、速報、続報、負債判明記事などURLが異なる記事はそれぞれ1件として集計しています。全国や関西で実際に発生した倒産件数を示す統計ではありません。
負債額を確認できた主な案件
| 企業名 | 府県 | 主要事業 | 手続き等 | 負債額 |
|---|---|---|---|---|
| DISCOM | 大阪 | 物流アウトソーシング | 事業停止・破産申請準備 | 約9億円 |
| BEA | 京都 | ライブハウスなど | 破産手続き開始決定 | 約5億1100万円 |
| 剛家 | 大阪 | 住宅建築・リフォーム | 事業停止・破産申請準備 | 約3億7500万円 |
| 伸洋サービス | 兵庫 | 自動販売機設置・メンテナンス | 破産手続き開始決定 | 約2億6000万円 |
府県別に見る今週の関西倒産
| 府県 | 掲載件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 大阪府 | 20件 | 54.1% |
| 兵庫県 | 10件 | 27.0% |
| 京都府 | 5件 | 13.5% |
| 滋賀県 | 1件 | 2.7% |
| 和歌山県 | 1件 | 2.7% |
| 奈良県 | 0件 | 0.0% |
| 合計 | 37件 | 100% |
大阪20件と兵庫10件を合わせると30件となり、関西全体の81.1%を占めた。京都を加えた上位3府県では35件、94.6%となる。全国の今週137記事を地域別にみても、関西は37記事で関東と並び最多となり、全国掲載の27.0%を占めた。
業種別に見る今週
| 業種 | 掲載件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 建設 | 10件 | 27.0% |
| 小売・卸 | 7件 | 18.9% |
| その他サービス | 7件 | 18.9% |
| 業種確認できず | 5件 | 13.5% |
| 運送・物流 | 2件 | 5.4% |
| 不動産 | 2件 | 5.4% |
| 製造 | 1件 | 2.7% |
| 飲食 | 1件 | 2.7% |
| 介護・福祉・医療 | 1件 | 2.7% |
| IT・広告・情報 | 1件 | 2.7% |
| 人材 | 0件 | 0.0% |
| その他・一次産業 | 0件 | 0.0% |
| 合計 | 37件 | 100% |
業種別では建設が10件、27.0%で最多となった。小売・卸とその他サービスが各7件で続き、上位3業種は計24件、関西全体の64.9%を占めた。
建設10件の内訳は大阪7件、兵庫3件。住宅建築、リフォーム、土木、とび・土工、管工事、防水、建具・サッシなど幅広い工種の記事が掲載された。
今週の注目倒産
2009年設立。物流の情報管理、受発注、流通加工、在庫管理、輸配送などを包括的に受託し、南大阪物流センターなど複数拠点を展開していた。公式情報では社員数50人。現場用品の通販「DISCOM Direct」も運営していたが、2026年9月4日までに事業を停止し、破産申請の準備に入った。負債は約9億円。
2011年設立。ライブハウスをはじめ複数の事業を手がけ、かつて京都市内の「LIVE HOUSE 音屋 AFTER BEAT」を運営していた。2026年8月5日に京都地裁から破産手続き開始決定を受け、負債は約5億1100万円。なお、AFTER BEATは2022年から別の運営主体に引き継がれており、現在の運営者は今回破産したBEAとは別法人で、店舗は営業を続けている。
兵庫県川西市の宗教法人多田神社は、2026年8月24日までに神戸地裁へ民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けた。天禄元年(970年)創建とされ、源満仲らを祀る清和源氏ゆかりの神社。境内を巡る担保不動産の競売問題が長期化していた。負債総額は現在調査中。境内に設定された根抵当権の極度額合計16億円は、今回の負債総額を示す数字ではない。
1920年創業の機械工具商社。ベルト関連を中心に機械工具や作業工具を扱い、工具・オフィス用品などの通販サイト「ツールネット」も運営していた。2026年9月1日に和歌山地裁から破産手続き開始決定を受けた。現時点で負債総額や具体的な破綻原因は確認されていない。
今週の関西倒産から見える特徴
大阪・兵庫で全体の8割超
JC-NETの日別掲載では大阪20件が関西全体の54.1%を占め、兵庫10件を加えると30件、81.1%となった。京都は5件で13.5%、滋賀と和歌山は各1件、奈良は0件だった。
建設が10件で最多
37記事を主要事業で分類すると、建設が10件で27.0%。小売・卸とその他サービスが各7件で続いた。上位3業種だけで24件、64.9%となり、今週の関西掲載の約3分の2を占めた。
前週41件から4件減
前週8月31日~9月4日の関西掲載41件に対し、今週は37件で4件少なく、約9.8%減となった。これはJC-NETの記事掲載数の比較であり、関西で実際に発生した倒産件数が約10%減少したことを意味するものではない。
集計方法について
対象期間は2026年9月7日~11日。各日の日別「破産・倒産情報」を確認し、その中から大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山に該当する記事を抽出しました。
9月7日はページ見出しが「31件」ですが、実ページの集計表示は「掲載30記事・対象31社」。9月10日は見出しが「35件」ですが「掲載34記事・対象35社」で、同一URLの単純な重複は1記事として整理されています。
複数社を扱う記事は掲載記事数では1件とし、速報、続報、負債判明などURLが異なる別記事はそれぞれ1件として扱っています。業種分類も1記事につき1分類とし、主要事業を安全に確認できない記事は「業種確認できず」としました。
負債額の合計は、記事で金額を確認できた主な4案件のみを合算した参考値です。負債不明の案件について金額を推測していません。
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