北海道で2026年夏、札幌市や帯広市、苫小牧市などでラーメン店の閉店が確認された。
札幌市では「札幌みその 手稲本店」や「横濱家系ラーメン かしわ家」が営業を終了。帯広市では前身店舗から約30年にわたり営業してきた「地粉麺皮房 小麦の木」が閉店したほか、苫小牧市ではイオンモール苫小牧の「札幌らーめん みそ源」が営業を終えた。
各店舗で閉店の事情は異なっており、閉店理由が公表されていない店舗について経営悪化などを一律に原因とすることはできない。2026年夏に確認された北海道の主なラーメン店の閉店をまとめた。
北海道で2026年夏に閉店した主なラーメン店
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店舗名 |
所在地 |
閉店日 |
概要 |
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札幌らーめん みそ源 イオンモール苫小牧 |
苫小牧市 |
8月31日 |
イオンモール苫小牧2階フードコートで営業 |
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横濱家系ラーメン かしわ家 |
札幌市白石区 |
7月31日 |
南郷13丁目駅近くで営業していた家系ラーメン店 |
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札幌みその 手稲本店 |
札幌市手稲区 |
7月26日 |
「札幌みその」の手稲本店。ブランドの他店舗は営業継続 |
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地粉麺皮房 小麦の木 |
帯広市 |
7月21日 |
十勝産小麦を使った自家製中華麺を提供。前身店舗から約30年営業 |
「札幌らーめん みそ源」イオンモール苫小牧店が閉店
苫小牧市のイオンモール苫小牧2階フードコートで営業していた「札幌らーめん みそ源」は、2026年8月31日をもって閉店した。
イオンモール苫小牧の店舗案内でも同日付での営業終了が案内されている。同施設では同じ8月31日に「デザート王国」や「カプリチョーザ」も営業を終了しており、飲食テナントの入れ替えが進んだ。
なお、「みそ源」の北海道内からの完全撤退については、確認できた資料だけでは断定できないため、本記事ではイオンモール苫小牧店の閉店として扱う。
「札幌みその 手稲本店」が7月26日で営業終了
札幌市手稲区で営業していた「札幌みその 手稲本店」は、2026年7月26日をもって閉店した。
「札幌みその」は北海道産味噌を使った味噌ラーメンを主力とするブランド。運営会社の現在の店舗一覧では手稲本店は掲載されていない一方、北海道では「札幌駅前店」「フレスポ恵み野店」「三井アウトレットパーク札幌北広島店」が営業店舗として掲載されている。
このため、今回の閉店は「札幌みその」の北海道撤退ではなく、手稲本店の営業終了となる。
帯広「地粉麺皮房 小麦の木」約30年の営業に区切り
帯広市の「地粉麺皮房 小麦の木」は、2026年7月21日をもって現店舗での営業を終了した。
同店は十勝産小麦を使用した自家製の地粉中華麺を特徴とするラーメン店。店舗側の案内では、前身の「ラーメンこんの」から数えて約30年にわたり営業してきたとしている。
閉店については以前から現店舗での営業終了が告知され、7月21日に最終営業日を迎えた。一方、店舗側は「次のステップ」や次店舗についても言及しており、事業そのものの廃業とまでは確認できない。
長年営業してきた店舗だけに、今回確認した北海道のラーメン店閉店の中でも地域性の強い動きといえる。
札幌「横濱家系ラーメン かしわ家」は開店から約1年8カ月
札幌市白石区南郷通で営業していた「横濱家系ラーメン かしわ家」は、2026年7月31日をもって閉店した。
同店は2024年12月に開店。地下鉄東西線・南郷13丁目駅近くで横浜家系ラーメンを提供していたが、約1年8カ月で営業を終了した。
店頭に掲示された閉店のお知らせでは、諸般の事情による営業終了が案内されていた。具体的な閉店理由や運営法人については確認できていないため、本記事では推測を行わない。
北海道のラーメン店、閉店理由は店舗ごとに異なる
2026年夏に確認された北海道のラーメン店閉店を見ると、長年営業してきた地域店から比較的新しい店舗、商業施設内の店舗、チェーンの本店まで内容はさまざまだ。
一方で、今回確認した店舗について、原材料価格や人件費の上昇、売上不振などが共通の閉店理由だったとする公表資料は確認できない。
飲食業界を取り巻くコスト上昇などの環境変化は続いているものの、個々の店舗の閉店理由とは分けて見る必要がある。今後も北海道内では新規出店と閉店の双方を確認しながら、地域の飲食店動向を追っていく。
※閉店日・営業状況は2026年9月24日時点で確認した公開情報に基づく。移転や一時休業と確認できた店舗は対象から除外している。