富山県魚津市の金型メーカー「株式会社石﨑製作所」が2026年9月30日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
負債総額は約2億3000万円で、金融債務が大半を占めるとされる。
同社は半世紀にわたり金型製造を手掛け、自動車や家電、食品容器など幅広い分野に金型・金型部品を供給してきた。2019年5月期には約2億円強の売上高を計上したが、2026年5月期には約1億2000万円まで縮小していた。
【富山】石﨑製作所が自己破産申請へ 売上2億円強から1.2億円、価格競争と固定費重く 負債2.3億円富山県魚津市の金型メーカー「株式会社石﨑製作所」が2026年9月30日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
負債総額は約2億3000万円で、金融債務が大半を占めるとされる。
同社は半世紀にわたり金型製造を手掛け、自動車や家電、食品容器など幅広い分野に金型・金型部品を供給してきた。2019年5月期には約2億円強の売上高を計上したが、2026年5月期には約1億2000万円まで縮小していた。
石﨑製作所は魚津市を拠点に、プラスチック金型やプラスチック金型部品、ダイキャスト金型部品などを製造してきた。
自動車や家電、食品容器など多様な製品分野に対応し、現物から金型を再現・修正するリバースエンジニアリングや、海外協力工場を活用した金型調達にも取り組んでいた。
地元を中心に受注基盤を築き、2019年5月期には年売上高約2億円強を計上していた。
しかし、その後は受注環境が厳しさを増した。
物価上昇によるコスト負担に加え、同業他社との競争が激しく、価格競争のなかで十分な採算を確保することが難しくなった。
2026年5月期の売上高は約1億2000万円となり、ピークだった2019年5月期の約2億円強からおよそ4割減少した。
売上規模が縮小する一方、工場設備の維持費や人件費など一定の固定費負担は残り、収益を圧迫した。
近年は赤字計上が続き、財務面では債務超過に陥っていた。
金型製造では加工設備や工場など一定の生産体制を維持する必要があるなか、売上減少によって固定費を吸収することが難しくなり、資金繰りも悪化した。
価格競争のなかで収益改善の見通しが立たず、2026年9月30日までに事業を停止。自己破産申請の準備に入った。
負債総額は約2億3000万円で、金融機関からの借入など金融債務が大半を占めるとされている。
半世紀にわたり金型製造を続けてきた同社だが、ピークから約4割の売上減少に加え、価格競争と生産設備を抱える製造業特有の固定費負担が重なり、事業継続を断念することとなった。
| 会社名 | 株式会社石﨑製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県魚津市 |
| 法人番号 | 2230002007448 |
| 事業 | 金型・金型部品の製造 |
| 売上高 | 約2億円強(2019年5月期)/約1億2000万円(2026年5月期) |
| 事業停止 | 2026年9月30日まで |
| 今後 | 自己破産申請の準備 |
| 負債 | 約2億3000万円 |