アイコン 宮崎太陽銀行、もやっぱり

過去、某週刊誌に危ない銀行に揚げられ怒っていた同行であるが、今回の不況は貸付先が少なくなっているから問題である。

査定点数の下位クラスに営業し掛けると火傷する危険性が高いことから貸し渋りが生じる。しかし、安全性の高い会社への融資や資産運用を行うとおいしい金利は返ってこない。

不良債権処理期は、経済が緩やかでも成長していたことから、リスクが少なくおいしい金利をいただけ不良債権処理をすることができたが、今日の下り坂の不況下では、低金利でもあり、リスクを考えた場合、貸すに貸せない銀行の事情がある。かといって有価証券評価損は大きく出しているからおかしい。
同行の平成21年3月期の連結決算は、経常収益143億円、経常利益▲52億円、当期利益▲41億円としている。
発表されている評価損は、株式等評価損が1億53百万円、国債等債権の評価損が3億14百万円、その他投資項目の評価損が77億17百万円となっている。
     国債が評価損になったら日本もおしまい、書き方の問題であろう。
[ 2009年4月28日 ]
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