アイコン 久木野メモ!(バイオラボ社長・県立大学教授)

昨年、11月30日、 久木野氏(バイオラボ社長)が長崎空港で立石暁副知事から狡猾に圧力をかけられた状況を詳しく記したメモが、今頃になって(6月8日)マスコミや一部関係者に配布されている。
 

少々長いので何回かに分けて掲載する。立石暁(現・県信用保証協会・会長)の見事な茶坊主(人間性)ぶりと金子原二郎(現・長崎県知事)の自己中心で自分勝手な性格がよーく理解できる久木野メモである。

 立石副知事より要請されて長崎空港内別室にて面談した時のメモ〔概略)

<11月29目土.曜日午後4時頃>
「出張先の東京にて木村理事長から携帯電話に連絡があり、立石副知事が会いたいということで連絡を受けましたので予定して欲しい、ということであった。予定を話し合った結果、翌30白18時頃に長崎空港に帰り着いたところに立石副知事が迎えに来て会うことになった。」

<11月30日日曜日午後6時頃>
「到着ロビーに出たところで立石副知事ともう一名の出迎えを受け、そのまま空港内の別室に案内された。」

【立石副知事】:「 まず、最初にご了解頂きたいのですが、本日先生にお会いしたいと申したのは立石の判断でして、金子知事の指示があってのこととは考えないで欲しいということ、そのように受け止めて頂きたいと思います。その点お願いします。」

【久木野】: 「分かりました。本日は立石副知事のお話としてお聞きしたいと思います。
立石: 先生も予想されていたと思いますが、今県議会が設置しようとしている百条委員会の件でお話しがしたくて、理事長にご紹介頂いて本日お会いすることをお願いしたものです。大変急ぐものですから、お疲れのところを申し訳ないですが、空港でお待ちすることにしました。先生にはなぜ百条委員会の設置などということになっているのか。まず、ちょっとご説明しておきたいと思います。」

【久木野】:「 一週間前の上海では、そのようなシナリオでも作っていたのかもしれませんが、新聞記者と一緒になって小林議員ら数名が百条委員会を設置すると騒ぎ出し、最後のところでは私に向かって日本に帰ったら知事に謝っておくようにと言ってました。そもそも百条委員会というもの自体が私にはよく分かりませんし、知事にお会いする予定もないので彼らの言う意味が分かりませんでした。」

【立石】:「 先生にはお分かりになりにくいと思いますが、今回の百条委員会の設置騒ぎはそもそも自民党会派内の主導権争いが発端にあります。自民会派内は主流派と非主流派に分裂しているような状況が続いていて、主流派、こちらは知事らに比較的近い自民党グループですが、それと非主流派、先生が今言われた小林議員達のことになりますが、今回百条委員会を是が非でも作ろうとしているグループですね、この主導権争いが元になっていることです。そのため、自民党会派は議長人事や色々なことでもめているという状況です。非主流派が進めている百条委員会設置に野党が賛成した状況になっていますので、数からすると設置の可能性がきわめて高いと思います。私としては百条委員会の設置を回避するように議員さんと話し合っているところですが、思わしくない感触です。」・・・・・②につづく
 

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[ 2009年6月22日 ]
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