アイコン 総和地所に見る新興デベロッパーの悲鳴④

総和地所は、現在31億25百万円の債務超過状態であり、上場の猶予期間に入っている。

1年間のうちに債務超過の解消を行う必要があるが、現在の同社にとっては目先の資金調達が重要となっており、第三者割当増資を行うとしている。破綻させたほうが楽とも思われるが、同社は懸命に生き残りをかけているようにも見える。

今回の第三者割当増資の引受先は、社長の知り合いが運営するJRF投資事業有限責任組合ということであるが、発行価額総額 : 184,168,000円、内訳→現物出資 : 118,000,000円(金融負債の株式化、DES)、調達予定額 : 61,168,000円となっている。債務超過額からは焼け石に水とも見られる・・・・・・。
つづく
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[ 2009年7月10日 ]
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