アイコン 日本エスコン① 春日フォレスト

 窮地に陥っている日本エスコン(大阪市、ジャスダック、デベロッパー)は、ADR=私的整理により、金融機関への返済時期延期や社債償還の延期を目論んでいるが、第2回の償還の延期は9月まで社債債権者から一時的に認められたが、第1回目の償還は継続交渉のようである。

どうなっているのかさっパリ分からないのが、同社が開発している「春日フォレスト」、三井住友銀行より150億円借り入れて開発している。
同所は春日原ゴルフクラブ(元、島崎観光開発所有)の敷地半分を、島崎観光開発と共同開発の「ワイアンドエムワン」というSPC(特別目的会社)で開発をスタートさせる計画であった。しかし当初からゴルフ会員が反対運動(古いゴルフ場であり昔の発行価格で買い戻そうとした)を起こし、裁判で会員側が勝訴するという問題開発となった。ところが、いつのまにか残り9ホールに連続して新たに9ホール新設するという条件が出され、当開発が実行されることになった。当然この間会員券の高価買戻しなどもあったとされ、イロイロな方々が動いた、またイロイロな方々にイロイロかかったようだ。また残った9ホール(18H時の会員がいる)の経営も日本エスコンが行っており、島崎観光開発は日本エスコンにゴルフ場の所有権を売却してズラかってしまった。

続く
 

twitter
[ 2009年7月23日 ]
この記事の関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク