アイコン 清水建設 研究①

清水建設は、建築工事(80%)・民間工事(88%)と建築が主体、官庁工事が減少し続ける地元ゼネコンと同じ環境のスーパーゼネコン。福岡では新博多駅を建造中である。

(1)清水建設による現状分析
昨年の建設業界は、官公庁工事は補正予算の執行などから増加したが,民間工事は住宅・不動産市場の低迷,製造業の設備投資の縮小などから急速に減少し、業界全体の受注高は,年度後半にかけて大幅な減少に転じた。また、年度前半の原材料価格の高騰に加え、受注競争が一段と熾烈さを増すなど経営環境は極めて厳しい状況となった。
本年になっても、企業収益の著しい悪化、設備投資が大幅に減少するなど、景気は極めて厳しい状況が続いている。
建設業界においては、住宅・不動産市場の低迷,企業の設備投資の縮小に歯止めがかからず、民間工事を中心に、業界全体の受注高は大幅な減少が続いている。こうした市場の急速な縮小を背景に、受注競争は熾烈さを増し、経営環境は一段と厳しい状況となっている。 
平成21年度は,世界経済の減速を背景に、景気後退局面が続くものと思われる。建設業界においては,経済対策による公共投資の増加が期待されるが,住宅・不動産市場、企業設備投資が一段と冷え込むなど、建設市場は一層厳しさを増すとしている。

連結/億円
05/3
063
073
083
093
2010/3期予
売上高
14,843
14,993
16,540
16,850
18,875
16,500
経常利益
399
519
487
483
207
210
当期純利益
204
272
256
270
62
100
純資産額
2,757
3,594
3,929
3,494
3,045
 
総資産額
16,428
18,018
18,505
18,779
   19,875
 
自己資本率
16.8
19.9
20.8
18.2
    14.8
 
※膨れ上がった総資産を今期どこまで落とせるか?

      充当に増加させた売上高もリーマンには敵わず。
 
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[ 2009年8月10日 ]
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