アイコン 大成建設さんも大変 ファンドから入金せず?

 福岡市中洲5丁目にビジネスホテルを建設していた大成建設、完成させたものの施主からの入金がなされていないとの情報が舞い込んだ。

 場所は、東京第一ホテル(現)前の駐車場跡地に新築されたホテル、大成建設もファンドがいつ払ってくれるのか困惑している状況のようだ。
 大成建設が当現場の建設に着手する頃には、福岡では既にファンド逃げ案件が発生しており、契約に問題があったのではないかと思われる。
 当ファンドも、当然、売却先があり、大成建設も建築に入ったと思われるが、購入予定先が購入から逃げ出し、そのためファンドも大成に支払いできなくなっていると思われる。

また、フクニチ新聞社跡地(都市基盤整理公団が土地所有)の複合商業施設「天神プレイス」も、地場デベロッパーが大成建設と提携して開発したものの、地場デベロッパーが販売契約していたファンドが購入を取りやめ、未入金のままとなっている。当建築物件には大成建設が46億円の抵当権を設定。現在健康食品の最大手の「やずや」が購入交渉を地域社会貢献のため(やずや側の表現)行っているが、10億円くらい価格差があるため、大成建設側も売却できない状態である。

※ 大成建設へ、
天神プレイスは、今期には当該完成工事未収入金は引当計上するか、評価損計上する必要に迫られると思います。前期の大赤字で大変でしょうが、「やずや」の申し出を素直に承諾されたほうが正解と思われます。 
                                   以上

 福岡でファンドが逃げ、破綻した地場デベロッパー⇒ディックス・クロキ
            窮地に陥ったデベ社   ⇒A・Y・S・F社など数限りない。
 
ファンド会社が簡単に設立できるようにしたのは、アメリカのハゲタカファンドを招聘するため法改正した竹中である。

※ 地場デベが建設して、購入を逃げた多くのファンドが堂々と上場している姿は、証券
市場の質の悪さを露呈し、アメリカ追随主義の国内資本市場の実態である。
小泉と竹中が証券市場を狂わせた。市場より放逐せよ。

 

[ 2009年9月12日 ]
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