新型インフル／異常行動注意喚起／付インフル発生状況

タミフルで異常行動が見られると以前報告されていたが、新型インフルにかかっただけでも異常行動が見られることが発表されている。

インフルエンザに感染した未成年者151人が、突然飛び降りるなどの異常行動を起こしていたことが30日、厚生労働省研究班の調査で判明。抗インフルエンザ薬タミフルを服用していなかった例も含まれることから、同省は薬の有無にかかわらず異常行動を起こす恐れがあるとして、「診断後少なくとも２日間は、未成年者を１人にさせないように」などとする注意事項を医療関係者に通知。
　９月25日から11月15日までに報告された事例で、大半が新型インフルエンザに感染。

　　　　　151人（男110人、女41人）の年齢は1～17歳、

タミフル使用26人、

リレンザ使用36人、

服用なし　　　11人

　特に重大な異常がみられたのは69人、

内訳は　飛び降りが8人

走り出した人59人

両方起きた例が２人

※　ウィルスそのものが鳥に起因しており、ウィルスの中に飛ぶ因子も有しているのかも知れない。

流行激化中（50人以上）⇒東京・愛知・山口

危険域オーバー（30人以上）⇒北海道・青森・茨城・埼玉・神奈川・新潟・石川・大阪・兵庫・広島・福岡

クラスターサーベイランスによる報告について

1医療機関における2人以上の集団発生報告数
		10月26日	11月2日	11月9日	11月16日	10月12日
		～	～	～	～	～
		11月1日	11月8日	11月15日	11月22日	11月22日
	合計	700	686	876	1,050	3,905
1	北海道	79	48	32	35	305
2	青森県	23	19	26	33	108
3	岩手県	13	10	8	3	44
4	宮城県	20	21	33	28	103
5	秋田県	11	12	8	11	50
6	山形県	1	0	1	0	2
7	福島県	8	6	12	12	41
8	茨城県	9	19	22	34	109
9	栃木県	5	9	12	16	48
10	群馬県	14	8	15	25	67
11	埼玉県	14	28	25	41	113
12	千葉県	24	25	32	28	123
13	東京都	113	72	101	80	477
14	神奈川県	16	29	29	30	128
15	新潟県	33	31	44	43	162
16	富山県	1	5	7	14	28
17	石川県	14	14	27	36	93
18	福井県	5	5	6	8	25
19	山梨県	0	1	1	0	2
20	長野県	0	0	7	18	25
21	岐阜県	3	10	7	7	30
22	静岡県	11	7	8	17	52
23	愛知県	41	35	54	84	259
24	三重県	8	11	9	18	51
25	滋賀県	15	7	12	13	49
26	京都府	29	20	31	27	123
27	大阪府	53	48	60	48	264
28	兵庫県	25	33	40	35	168
29	奈良県	2	11	8	5	32
30	和歌山県	8	4	9	7	36
31	鳥取県	2	4	6	5	19
32	島根県	2	2	3	11	20
33	岡山県	8	17	7	11	45
34	広島県	13	20	23	35	97
35	山口県	1	14	45	70	130
36	徳島県	1	2	3	8	15
37	香川県	2	9	14	12	37
38	愛媛県	2	7	10	15	38
39	高知県	0	5	5	10	22
40	福岡県	24	28	35	35	141
41	佐賀県	6	4	6	15	37
42	長崎県	3	9	10	16	46
43	熊本県	6	3	0	1	10
44	大分県	8	2	2	8	25
45	宮崎県	10	6	11	12	43
46	鹿児島県	12	6	8	27	55
47	沖縄県	2	0	2	3	8

＜年齢別入院患者数＞

	11/18～11/24	11月24日まで累計
	入院した患者	患者の累計数※１
	人数	人数※２
入院した患者数	856	9181
1歳未満	50	310	3.4%
1～4歳	194	1616	17.6%
5～9歳	401	4150	45.2%
10～14歳	116	1750	19.1%
15～19歳	22	368	8.9%
20～29歳	15	176	1.9%
30～39歳	14	155	1.7%
40～49歳	10	126	1.4%
50～59歳	10	140	1.5%
60～69歳	9	123	1.3%
70～79歳	8	152	1.7%
80歳以上	7	115	1.3%

厚労省資料加工

[ 2009年12月 1日 ]

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