二所ノ関一門はこれまで3人の理事を送り込んできたが、現職の二所ノ関親方（元関脇金剛）と放駒親方（元大関魁傑）の理事選への擁立を決定、立候補を希望していた鳴戸親方（元横綱隆の里）は出馬を見送った。
これまで二所ノ関一門は30人の評議員を抱えていたがこれで23名になる。そのため二所ノ関一門は2名の理事に減員になる可能性が高い。
相撲協会の理事13名は、外部理事3名と協会内部理事10名で構成されているが、内部理事選では評議員の10票で1理事が誕生するとされている。
相撲の一門は、出羽海一門 ・ 二所ノ関一門・ 高砂一門・ 時津風一門・ 立浪一門の5一門で構成されている。一門にはそれぞれ系統もあり、ややこしい。
元々、花籠一門は、二所ノ関本家が反・出羽海なのに対し、親・出羽海派で、一時期花籠一門として独立していたこともある。今はなき花籠一門の流れに貴乃花親方たちはある。
離脱した貴乃花たちが一門を結成する可能性は高い。
貴乃花親方も7票では理事に当選せず、昔仲の良かった出羽一門がどう動くか？動かないか？