【投稿】夫婦別姓についての一考察
投稿者 = 山田 弘
福島瑞穂、千葉景子の両名が大臣に就任してから「夫婦別姓」導入の話が再び出てきた。
この両名には共通点が多い。①弁護士、②話に一貫性がない、③矛盾だらけ…
ふたりとも常に矛盾していると言う点での一貫性はある。
別姓についての詳細は盛んにマスコミが報道しているので、ここでは割愛。現行法では、結婚すればどちらか一方の姓を名乗るとなっている。私は苗字などなんでも構わないので、現行法下で対応可能だと考えている。
しかし、彼女たちの代表的な意見はこうだ。
「これまでの自分の苗字に愛着があり、変えたくない」
「苗字を変えるとは相手側の家に入ることになる」
「相手も愛着がある自分の苗字を変えたくないと思うはず」
「変えるのが面倒だ」などなど
諸外国の苗字の制度は知らないが、日本での苗字とは「家制度」を表すものであり、苗字=家が成り立つ。結婚とは相手の家入るのではない!と叫んでいる彼女たちだが、自分の苗字を変えたくないとは矛盾してるよ。
自分の苗字=自分の家であり、苗字を変えることでその家からでることが嫌なのだろう。
仮に家制度を否定するならば、自分の苗字も否定することになる。
よって、彼女たちの発言の結果として論理的に発生しうる苗字体系はたったひとつだけ。
結婚することでお互いが共通の新たな苗字を名乗ることである。
例)田中と高橋が結婚して水野になる。
これしかないでしょう。
[ 2010年2月14日 ]
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