アイコン 福岡の地場大手ゼネコンの噂

先日の朝、社員を集めて・・・があったという。真相は経営に関するものでは一切なかったが、瞬く間に変な噂となり拡がった。
最近、建築現場が福岡でもめっきり減ってきた。威勢がいいのは博多駅の新築現場のみ。
噂となったゼネコンの現場もあまり見かけなくなったが、噂となって拡がる原因はどうもそうしたことによるもののようだ。

銀行によっては、西日本シティ銀行が、作州商事に開発資金を供給(貸付)して、関係の深い旭工務店が受注しており、熊本2・大分を建築中。春には作州商事が福岡郊外(粕屋)の300戸の物件も着手するという。物件が大きいだけに1社になるかどうか不明であるが、こうした開発にゼネコンが救われることだけは間違いない。
一方、福岡銀行は、なかなかそうした動きが見えてこない。過去破綻した高木工務店では専務まで人を送り込みながら破綻させたが、当時各地の支店長段階で「当行がついている以上、間違いはありません」と豪語していた結果、多くの協力業者が信じ尽くし、高額の債権者が発生、多くの犠牲社が出た。
福岡銀行に対してはそうした不信感があるが、時代も変わっており、地場経済を支え、リードする立場にある福岡銀行であり、そろそろ西日本シティ銀行のような動きも必要かと思われる。
福岡都市圏も地域によっては、完成在庫マンションも殆どなくなってきている。マーケティングをしっかりやり、開発すれば成功する地域も多くなってきている。
福岡銀行さんは、地域経済のためにもデベロッパーへの融資を少しだけでも解禁してほしいものである。
 

[ 2010年2月18日 ]
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