アイコン 一建設の兄弟分、飯田産業/第③四半期も劇的回復・パワービルダー健在・タマホーム付

同社は第③四半期(1月)までの戸建分譲事業は、2193棟の引渡しを行い、前年同期比25%増の662億57百万円の売上高を計上している。営業利益も654%増と首都圏の戸建新築着工件数が低迷する中で、劇的回復振りを見せている。兄に当たる一建設も快調に飛ばしており、共にパワービルダーの底力を見せ付ける内容となっている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年4月期第③四半期
68,099
955
270
-32
10年4月期第③四半期
76,041
7,213
6,900
4,082
10年4月期予想
112,600
9,780
9,230
5,400
先般の桧屋住宅も第一次取得者対応にミニ分譲を手掛けており、どうもこの辺にヒントがありそうだ。

<タマホーム>
こうしたことができないタマホームは、あまりに有名になり過ぎているのかもしれない。タマホームもこうした分野に入りたかったと見え、どっかが開発して売れ残った分譲地をまとめ買いしているが、場所が顧客ニーズにあっておらず売れない。こうしたノウハウは一建設・飯田産業グループから盗むしかなかろう。タマホームにはできたら注文住宅だけで№1になってもらいたい。今期は№2までいこうが、積水ハウスのハードルは高い。 
それより、財務内容を良くすることが先決である。そのためには利益を出すこと、利益が蓄積され、自己資本及び比率が高まれば、次のステップに入れるが、現在のタマホームはどうもドタバタ劇を演じているようである。
[ 2010年3月15日 ]
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