最近の同社の動向は、09年5月期10,793棟の完工棟数であったことから、今5月期はどうかということになる。残念ながら不景気を反映して1万棟を割り込むことが確実視されているようだ。
いくら同社の建物が速く建ちあがるとしても、既に4月になろうとしており、5月末までの引渡し物件は、現在着工に入っていなければならず、既に把握できる段階となっている。
関係者によるとかなり落ち込むみたいであるが、昨年の完工棟数が多過ぎたともいえる。イケイケドンドンの勢いも必要な時もあろうが、急上昇ばかりでは体制が追いつかず息切れしてしまう。同社は上場していないだけに見えない部分が多いことも心配を助長させるものである。ここまで来れば、経営数値の落ち込みを最低限に抑え、来期に向け営業体制の立て直しが先決。由布院のタマホーム研修所で費用が許す限り営業マンの合宿であろう。