アイコン ハウステンボス/HISにより再スタート

佐世保市の大型観光・リゾート施設「ハウステンボス」の経営を引き継いだ東京の大手旅行会社HISを中心とする新たな運営会社が、6日資本金などに充てる30億円分の払い込みを終わり、経営再建に向けて新たな再スタートを切った。

裁判所から会社更生法の適用を受けているハウステンボスの経営再建問題を巡っては、HISを中心とする新たな運営会社に経営を引き継ぐことが先月26日、裁判所から認められていた。これまで会社更生法下でスポンサーとなり、経営を担ってきた野村証券系の投資会社から資本金125億円分の株式すべてを無償で譲り受け、100%減資、新たに30億円の資本金とした。資本金30億円は、経営に当たるHISが20億円、地元財界支援として、九州電力が4億円、西部ガスが3億円、九電工が1億50百万円、JR九州が1億円、西日本鉄道が50百万円となっている。ハウステンボスは既報のとおり4月28日にリニューアルオープンし、入場料を引き下げたり新たなイベントやアトラクションを導入したりして、入場者の増加につなげる計画である。
 ここまでこれたのは、佐世保市長の尽力によるところが大である。
 

[ 2010年4月 7日 ]
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