アイコン コマーシャル・アールイー 追憶③

<甲斐田氏のCREでの足跡>①
甲斐田氏は2002年6月幸洋コーポレーションの取締役に就任、同年10月社長に就任、2004年11月に、商業施設や物流施設を同社が得意とすることから、社名を今風の横文字企業であるコマーシャル・アールイーに商号変更、新たなる展開を図った。その動きを追ってみた。

①2004年3月:福証Qボードに上場していた長崎のソフト開発会社ビジネス・ワンを公開買い付けで60.45%取得(2億32百万円)して子会社化、(アパマンはジャスダックのシステムソフトを取得)
②2004年8月:子会社とオフィス・物流施設の仲介大手ビルバンクを子会社と統合させ、子会社化。
③2004年9月:ビジネス・ワンを、タワー投資顧問を相手に第3者割当増資させ、タワー投資顧問は27,500 株(66.78%)取得して筆頭株主に。
④2005年2月:タワー投資顧問を割当先に100万株発行して15億円取得。3月にはゴールドマン・サックスが当100万株を引き取り、既所有分を合わせ1,880,200株(22.04%)筆頭株主になる。それまでの筆頭株主はアパマンであった。
⑤2005年4月:九州リースサービスとSPC方式でコマーシャル・モール博多(博多区東光2丁目)を同年11月オープン予定で開発、成功さす。
⑥2005年6月:再度タワー投資顧問を割当先に100万株発行して16億60百万円取得。ゴールドマン・サックスは、既所有分と合わせ2,880,200株(30.19%)の筆頭株主になる。
⑦2005年7月:新築分譲マンション「グランディオーレ井土ヶ谷」(全46戸)販売開始、
 その後、リノベーション(中古リニューアル)分譲マンションを開発して販売(前橋市)
⑧2005年8月:子会社CREアセットを福岡市で設立さす。
⑨2005年8月:アパマンとの包括的業務提携解消、仲違いが決定的になる。アパマンはこの増資に怒ったのかも・・・。
⑩2005年9月:埼玉県加須市に加須物流センターを開発へ(2006年3月竣工)
⑪2005年10月:福岡市清川という大変いい場所にあるコスモライト(競売物件扱い)を買収。
⑫2005年11月:ケネディックスを割当先に30万株(6億円)増資
⑬2005年12月:CREアセット、博多区住吉で投資用マンション28戸販売開始(1Rマンションの戸売り)
⑭2006年6月:物流3施設関東で開発へ、CRE瑞穂物流センターA棟・B棟、CRE三郷物流センター
⑮2006年7月:筑紫野市に67000坪を開発し物流施設建設へ(有効面積32000坪)、工事担当:五洋建設。
⑯2006年8月:鳥栖市の物流施設開発、テナント募集開始 07年3月竣工
⑰2006年9月:子会社CRE投資顧問が運用主体となる物流施設を投資対象とした不動産ファンド(CRE L-1ファンド)を組成、60億円予定で設定。
 

[ 2010年5月11日 ]
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