アイコン 仕分け解体が望まれる「日本容器包装リサイクル協会」①

リサイクル法の制定に基づき、国の紐付きで設立された「日本容器包装リサイクル協会」、ところが、この協会はとんだ曲者協会である。何故仕分け対象にならないのか不思議である(金が飲料業界からも出ており、仕分けの価値がないのであろう)。
リサイクル法制定により、国の補助金を受け、各地にペットボトルのリサイクル工場が創業開始したが、肝心のペットボトルが集まらず、また年に1回開催される入札で落札できず、倒産する会社が相次いだ。その原因は当協会の存在にある。
容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律・・容リ法・・2004年4月から完全施行
<悲鳴を上げるリサイクル業者>
廃ペットボトルが地元リサイクル業者に集まらない理由は2つである。
① 財政難にある地方公共団体が、当協会に売るよりも中国に売るほうが儲かり、率先 
して、業者通しで中国に輸出している。原油価格が高騰、中国が高く引き取るためである。中国ではポリエステル綿にリサイクルされ、ぬいぐるみの中の綿になったり、服になったり、布団・座布団類にも使用されている。・・・ちゃんとリサイクルされている。
② 当協会が、地方公共団体が集めるペットボトルの入札権限を完全に牛耳り、当該市
町村内にペットボトルリサイクル業者がいても、高く落札する会社と契約する。そのため、市町村が地元企業育成面から当協会に加盟しないという事態にもなっている。 

法律では、罰則規定がないため、地方公共団体が率先して法律を反故にしている。
  形式上は、地方公共団体が収集したペットボトルを当協会が一端買い取るというものであるが、単にピンハネして、権限を振るっているだけである。
 

[ 2010年5月19日 ]
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