アイコン 富士フィルム/熊本工場に300億円投資

富士フイルムは、液晶ディスプレー用の偏光板保護フィルムを生産する全額出資子会社、富士フイルム九州(熊本県菊陽町)の生産能力を、300億円投資して増強すると発表した。

富士フイルム九州は06年10月に第1工場の1ラインでスタートし、現在は3工場6ラインが稼働している。中国などを中心に、40インチ以上の大型液晶テレビの需要が急増。画像を映し出すために光を透過させたり、遮断したりする偏光板の保護フィルムも大型化する必要が出てきた。新設備では、従来製品の約1・5倍の幅(1960~2300ミリ)を持つフィルムを生産する。
90億円で第2工場のラインの一つを10年10月までに改造。210億円をかけて敷地内に新工場を建設して、11年10月から稼働する。全体の生産能力は現在の3億3千万平方メートルから4億1500万平方メートルに引き上げる。
 熊本県にとっては、久々の朗報である。
 

フジフイルム
[ 2010年7月20日 ]
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