アイコン CAS問題点の整理

投稿者 = 整理屋

アビ 大和田氏アビ 大和田氏

話題になっているCASの問題点を整理しておきたい。CASでは冷える冷えないが問題ではなく次のような点が問題なのである。
1.一般的な凍結装置に比べて2倍以上もある大きな冷凍機を設置しているので、よく冷えるのは当然であるが、それをあたかも磁界(CAS)による効果であると錯覚させているところが問題である。
実際のところ冷凍空調学会の論文にあるように磁界による過冷却効果などはまったくないし、マグネットがなくても同様の冷却効果が得られる。

 
2.軽自動車にアメ車の大容量エンジンを搭載して早く走れると威張ってみたところで誰も感心しない。
それどころか燃費が一体どうなるかを心配するであろう。
CASの場合も同じで一体電気代はどれ位高くなるのか、商品の採算が取れるか心配である。
3.超低温凍結してすぐに冷凍保管し、その場で取り出して食べると(コストは別にして)品質は良いであろう。しかし、一般の流通ではマグロ以外に超低温流通システムはないので、品質の保持は出来ない。
4.CASは非常に高い。それは磁場凍結の特許製品だからという。しかし、1.で述べたように1円の価値も発揮しない磁場凍結にそのような金を払う理由はない。

編集部・・・・解りやすい解説でした。なるほど、軽自動車にアメ車の大容量エンジンですね。イニシャルコストも高いが、ランニングコストも心配ですね。イニシャルコストは頭の悪い農水大臣を騙してか、グルになって補助金で済むけど、電気代は毎月だから大変だろう。ん、待てよ、補助金って税金じゃないか、それってオレが毎日払ってる消費税も使われてるんだったら、見逃せないぞ。
 

[ 2010年7月30日 ]
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