アイコン 異議あり!

投稿者 = ひねくれ者

CASシステムCASの本質は冷却ではなく、通常では冷凍する間に破壊される細胞が従来技術に比べて極めて少ないことにあります。
冷凍食品の味が生鮮品に比較して格段に落ちるのは周知のことですがその理由の大きい部分は細胞破壊
によるエッセンスの流出によるものです。
細胞内での水の挙動は通常の水のそれと大きく異なり凍結温度も違います。
また凝固するためには特別にエネルギーの放出が必要となり異なる技術が筑波大学で実用化されています。(臍帯血の保存に利用されています。)
従っておいしい冷凍製品に価値があるのなら、あるいは比較優位として売り出すのならば大変面白いと思います。
指摘のように初期・ランニングと費用はかかりますが、それを含んだ市場価格に可能性があるのならば大変面白いと思います。

編集部・・・・「ひねくれ者」さん、貴重な反論ありがとうございます。たしかに「ひねくれ者」さんがおっしゃるようにCASが「比較優位」ならいいんだけど、事実はそうではありません。それに軽自動車にアメ車のパワーエンジンみたいな冷凍施設ですから、良く冷えるのは確かです。その分、鮮度はいいけど、電気代が高すぎる。しかも㈱対馬CASシステムのように施設建設に8億も掛かり国の補助金が6億も掛かるようなら、マグロや岩牡蠣など特別に価格が高い商品なら兎も角、アジ・鰯など庶民の魚ではペイできないでしょう。それに建設費が8億というのもべらぼうな金額ですね。胡散臭すぎますよね。

 

[ 2010年7月30日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(CASシステム、)
スポンサードリンク