アイコン 竹中のお友達「木村剛」取調べ 日本振興銀行検査忌避事件

木村剛中小企業向け融資を専門とする日本振興銀行の検査忌避事件で、警視庁捜査2課は、業務用の電子メールを削除し金融庁の検査を妨害した疑いが強まったとして、銀行法違反容疑で、日銀出身で元金融庁顧問の木村剛前会長(48)ら幹部数人を14日取り調べる方針を固めた。
 捜査2課は、メール削除が幹部らによって組織的に行われ、木村前会長の指示、了承があった可能性が高いと判断。金融庁の行政処分から約1ヶ月半を経て、小泉政権時代に竹中平蔵元金融担当相のブレーンだった「金融のプロ」が刑事責任を問われる事態へと発展している。
 木村前会長らは、昨年6月から今年4月にかけて実施された金融庁の検査の際、サーバー内に保管されていた電子メール数百通を意図的に削除、検査を妨害した疑いが持たれている。昨年2月に経営破綻した商工ローン大手SFCG(旧、商工ファンド)との債権売買取引をめぐり、出資法の上限金利(29・2%)を上回る45・7%の実質金利を「手数料」の形で取得、金融庁は「重大な法令違反の疑いがある」と指摘している。

コメント・・・
 元々、SFCGと大島と竹中はお友達になっており、こうした裏金利は百も承知で取引している。SFCG破綻後両者は喧嘩状態になっており、膨大な資産隠しをした大島一族の逮捕で裏取引の実態が少しづつ明らかになってくるかもしれない。
 木村は、自称他称金融のプロだろうが、中小企業金融はそう甘くはない。木村が大島と取引するに当り、木村は大島の腎臓を担保にするぐらいの迫力が必要であった。
 裏金利は、不動産売買に絡む短期不動産担保融資等で、どこの銀行もよく使う手口。しかし、出資法の上限金利(29.2%)には至らないものの、利息制限法には引っかかる金利相当分を取っている。裏金利は手数料やコンサル名目となり、銀行が子会社を噛ませることだってある。
 
日本振興銀行は融資条件に、関連会社の・・機構の資本参加を条件に付け、乗っ取るというヤクザまがいな合法的?手口で資金に困った融資先を傘下にしている。
SFCGが餌付けして乗っ取った佐藤食品工業を見れば、その後の日本振興銀行の動きがよく分かる。日本振興銀行グループは、同銀行に対する金融庁の処分で慌てふためき、支配していた役員構成の役員を辞任させている。乗っ取り方がヘタクソ。
 

[ 2010年7月14日 ]
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