アイコン トステム等/高年式分譲マンション向け玄関ドア等のリース事業開始

トステムは、現在住んでいるマンションの古くなったサッシや玄関ドアをリース方式で交換できるように、三菱UFJリースと新しくリース事業をスタートし、7月より全国のマンション管理組合向けに提案していく。
マンションなどの集合住宅では、管理組合が長期修繕計画を立て、マンション住民により共有部分の修繕費積み立てを行っている。しかし、国土交通省の調査によると、築29 年を超える集合住宅の28%の管理組合が、修繕積立金が不足していると回答。また長期修繕計画の中でもサッシや玄関ドアの交換は、外装塗装や屋上の防水処理といった他の共有部分の修繕工事に比べ後回しにされがち。

“住まいやすさ”という面において住宅のサッシや玄関ドアの断熱性を高めることは重要な要素である。そこでトステムでは、マンション管理組合の負担を減らし、無理なく古くなったサッシや玄関ドアを交換できるよう、三菱UFJリースと新しくリース事業をスタートした。
このリース方式では、トステムが三菱UFJリースに商品を販売し、三菱UFJリースがマンション管理組合と商品リースの契約を結ぶ。なお商品の取付けに関しては、トステムが元請となり施工し、また、管理組合への提案もトステムが行う。
リース方式を採用すれば、修繕積立金が不足していても、毎月定額の商品リース料と取付工事費だけで、サッシ・玄関ドアの改修工事することができ、他の共有部と並行した改修工事も可能。またリース契約終了後は、取り付けたサッシや玄関ドアは無償で管理組合に譲渡する。住宅エコポイントもつくという。

25年以上前だったら、トステムの分譲マンションに占める施工率は低かったと思われるが、YKKや三協・不二サッシが施工した分もリフォームをトステムで行ってもらう。
新たなビジネスチャンスを創出する。さすが商売上手なトステムである。

 

[ 2010年7月22日 ]
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