アイコン ローソン 調剤薬局併設型店舗「ナチュラルローソン」オープン

ローソンローソンとクオール(10/3期売上高563億05百万円、調剤薬局)は8月2日、調剤薬局併設型コンビニエンスストア「ナチュラルローソン城山トラストタワー店(虎ノ門)」をオープンすると発表した。
ローソンは2003年に調剤薬局併設型コンビニエンスストアの実験店を開店して研究を続けてきた。新店舗では、これまでのノウハウに加え、クオールの持つ専門性の高いノウハウを活かす店舗としてオープンさせる。
薬事法の改正によって、コンビニエンスストア等におけるOTC医薬品販売の道が開かれた。

「ナチュラルローソン城山トラストタワー店」はOTC医薬品の販売だけでなく、調剤薬局での医療機関処方せんへの対応、薬剤師による健康相談など専門性の高いサービスを提供。ナチュラルローソンの持つ健康をベースにした商品開発力による「医食同源を追求」し、付加価値の高い商品やサービスの提供を目指すとしている。
クオールが「ナチュラルローソン城山トラストタワー店」を含め、ローソンとフランチャイズ契約を結び、関東中心に今後展開していく。
ナチュラルローソン城山トラストタワー店では、店舗内に調剤コーナーを設置し処方箋に対応。薬剤師による高度専門情報の提供と医薬品に関するカウンセリングサービスを実施する。商品は通常のコンビニエンスストアの取扱商品のほか、ヘルスケア関連の商品を強化、総品揃えは約3000アイテム、医薬品数約220アイテムに上る。第1~第3類の医薬品を販売(第2~第3類の医薬品は24時間販売を予定、登録販売者だけで販売できる)する。クオールとローソンは2008年12月に業務提携を締結している。
ローソンは、これまで「ナチュラルローソン」を関東で93店舗あまり展開しているが、調剤薬局併用型ではない。
利益率の高い調剤薬局も、全国5万店舗に及ぶコンビニやドラッグストアー及びスーパーが、本腰入れて調剤薬局分野へ進出してきたら、押し潰される可能性も高く、病院や医院との癒着だけではなく、新しいチャレンジが必要であろう。
 

[ 2010年7月27日 ]
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