アイコン クリクラとレオハウスの「ナック」ボトルウォーター配達専用車開発

ボトルウォーター「クリクラ」を提供しているナックは、日本における、ボトルウォーター市場の急成長に伴い、日本初のボトルウォーター配達専用車を開発した。
 積載量を増加させるために、最上段にスライド棚(特許出願中)を適用する事で、配達効率をあげるとともに、配達員への作業負担を軽減させることを目的としている。

【ボトルウォーター配達専用車 開発の背景】
 近年、日本人のライフスタイルの変化に伴い、日本における「宅配ボトルウォーター」の市場は、わずか7年間で8.7倍と急激に成長しており、(社)日本ボトルウォーター協会によると、2009年の市場規模は488億円を記録。今後も大きな成長が見込まれている。
 当社は現在、全国約28万世帯のお客様にボトルウォーター「クリクラ」をご提供し、業界売上高1位を記録。2013年までの目標である100万世帯への出荷を目指して、配達効率向上のためだけではなく、配達員の作業負担を軽減するため、従来のワゴン車から、独自技術を採用したトラック型の「ボトルウォーター配達専用車」導入に至った。

【独自技術による最上段スライド棚(特許出願中)を適用】 
配達専用車にトラックを採用することは、一度に運べる積載量を増やせる一方で最上段に積んだ積載物が取り出しにくく、特に「クリクラ」の12リットルボトルは重いなどの理由から、配達員への大きな負担が課題となっていた。
そこで、当社では、日本で初めて、レバーを引けば小さな力で簡単に上げ下げ出来る、ガスダンパーを用いたスライド棚を独自に開発し、積載棚の最上段に適用した。
降ろしたスライド棚が斜めに傾くことで、最上段の奥に積載したボトルも、自動的に下りてくる機構が実現し、作業員が楽にボトルを取り出せるようになった。
積載量もボトル216本(2,592リットル)とサーバー8台を積載する事が可能となり、一度に配達出来る世帯数が格段に増加いたした。
 2010年8月より、東京と大阪で先行導入し、試運転を繰り返しながら本採用時期を検討し、段階的に全国での採用を予定しているとしている。

アクアクララFCから独立、独自にクリスタルクララFC展開、クリクラに商標変更

 

[ 2010年7月29日 ]
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