アイコン 小沢の反乱は来春か

小沢一郎代表戦後の菅との2人だけの会談は8分間で終了、その後菅は輿石と小沢に対して代表代行への就任要請したものの見事拒否され、対決の構図は選挙戦のまま。

閣僚人事では、反小沢の急先鋒の岡田を幹事長に、外務大臣に前原を据え、小沢に近いとされる人物は海江田万里だけ、挙党体制どころでは全くない。代表戦での獲得国会議員数は半々であり、小沢党とも呼ばれる150名あまりが脱党でもすれば、菅政権は即空中分解することになる。
小沢にしても自らはヨシとしても支えてくれている取り巻きが、このまま冷や飯を喰わされ続けるのは耐え難いものに相違ない。政権与党にあり、その存在として入閣させてやりたいのも当然であろう。国民新党は引き続き閣僚を輩出しており、不満が爆発するのは時間の問題に見えてならない。

こうした背景には、マスコミの世論作りが効を奏したけっかであろう。
読売ジャイアンツの政界のドンが水面下で動き、また組合嫌いの石原も政界再編に向けご執心。代表戦も終わったばかりで、経済が混乱している今、こうした再編の動きは政財界からも国民からも当然非難される。そこで経済政策やねじれ国会運営で菅のお手並みが見て取れる時期である来年4月頃、再編問題が再浮上して、小沢党は脱党という形で動き出すものと思われる。
反乱となるのか、クーデターとなるのか、それとも小沢引退となるか。来春にはまたガラガラポンが始まりそうである。

[ 2010年9月17日 ]
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