九州各県の分譲マンション開発状況⑥/鹿児島県 2010年10月
鹿児島市は、元々港町特有で平地が少なかったが、埋め立てにより平地も大きく広がっている。不動産会社は、鹿児島新幹線の部分開業などに魅せられたのか、鹿児島の開発は挙って好きなようである。以前は福岡から多くのデベロッパーが同地で分譲マンション開発をしていたが、当時の勢力は今はない。
鹿児島県での2006年の分譲マンションの着工件数は1,454戸、07年は653戸、08年は1,486戸、リーマンショックの09年184戸、本年は8月までに197戸となっている。
鹿児島の分譲マンションの市場は、まだ不動産ミニバブルとリーマンショックの戦後処理が行われている最中といえる。
最近開発し出したのは、JR九州(72戸)と富士開発(46戸)であるが、ビルドが破綻した原因の物件もあり予断は許さない状況が続いているものと思われる。
鹿児島市は、分譲マンションが売れる場所が、大きな特色の違いなどない限り、ある程度特定されてきているのではと思われる。
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[ 2010年10月12日 ]
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